「愛情」人間性の強み/VIA強みテスト
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愛情とは
愛情は「愛し愛される」ことができる強み。
人間性の美徳という、「一対一の人間関係を築く強み」の1つです。
親切心の強みは誰に対しても発揮される一方、愛情の強みは親密な関係性の相手に発揮されます。
恋愛だけに関した強みではなく、パートナー、家族、友人、同僚、ペット等、身近な関係性の中で、親切にしたり、相手を思いやったりします。
相手を愛し、そしてポイントとして、相手からの愛を受け取ることができるのも、この強みです。双方向の関係なのです。
誰もが、誰かを愛し愛される経験は持っていますが、上位にこの強みがくる人は、特に親密な関係性を大事にします。親密な関係が自分のアイデンティティとなり、関係性により満たされます。
強みを使うと
身近な人をとても大事にするため、良好な人間関係が築きやすい。そして長期的な関係性を築く方が多いです。
良い人間関係は、お金や社会的成功と比較しぶっちぎりで幸福度を高めることに繋がると言われており、この強みが人生の満足度が高めてくれます。
健康長寿になりやすいというメリットもあります。
周りの人のサポートを得られやすく、また周りに味方がいると感じられることで、安心感をもちながら問題に対処できます。
強みがうまく発揮されない場合
・相手からの愛情を受けとれず与えてばかりになると、辛くなり、うまく発揮できなくなる場合があります。
まずは自分に対して愛情を向け、自分を労わるセルフケアの時間をとることから始めてみるのはどうでしょうか。
「おおきな木」という絵本を読んでみることで感じられるものがあるかもしれません。
・過去の傷ついた経験から、温かい気持ちを相手に表現することが怖くなってる場合があります。セルフコンパッションで自分を許したり、
・関係が浅い人に愛情を向けすぎて、相手に違和感を与えることがあります。「どうしてこの人は自分にこんな良くしてくれるんだ…?」と疑問を感じられ関係性が深まらないことがあります。
関係性を築くスピードや、愛情表現の度合いは人により違うので、相手と足並みを合わせることも必要になります。
さらに愛情の強みを高めるための行動
・あなたにとって大事な人は誰だろうと想像してみてください。相手との時間をとれているでしょうか。
もしとれていなければ、大切な人と過ごしてみてください。
・あなたは愛情表現(感謝したり、親切なことをしたり)として、どんなことをしてきたでしょうか。
・身近な人からどのくらい愛情を受け取っているでしょうか。愛情を受けとることを想像すると気まずくなったり不安になったりしますか。どんなことを感じているか振り返ってみましょう。
・慈悲の瞑想をしてみてください。
慈悲の瞑想は生きとし生けるものに対して、幸せを祈りながら行う瞑想です。愛情の強みと相性が良く、科学的にもより心身ともによい影響があり幸福度があがる可能性があると分かっています。
この記事はこちらの本を参考にしています。