ep10: 民主主義の闘争・逃走・構想を読んで
ep09の続き、成田悠輔の22世紀の民主主義を読んだ回
22世紀の民主主義は、ディストピアSFを連想させる!
【目次】
00:00 - Introduction & 前回振り返り
03:15 - 民主主義の闘争(いかに民主主義を立て直しが出来るか)
16:18 - 民主主義の逃走(独立国家を作ってしまう発想)
19:00 - 民主主義の構想(アニメ『サイコパス』であり、伊藤計劃『ハーモニー』である世界観を彷彿)
22世紀に向けてテクノロジーを駆使して、出来得る意思決定の高度化・自動化、その発想、刺激的。
政策イシュー別に民意を表明できるならば、Aさんが論点aについてはマジョリティになり得て、論点xについてはマイノリティとなり得る、従って、マイノリティ・マジョリティって考えが薄まり得るって話は興味深かった
また、結局今の選挙制度一つとっても、biasedな集計チャネルに過ぎない、それは何のチャネルで集計してもbiasedなので、であれば、biasedなインプットをアンサンブルして、biasを平滑化した方が良いと言う発想も確かになと思った
*録音の中で述べていることの修正、シンガポールの政治家の評価制度の中で、ベース給与が「所得トップ10の中央値」っていってしまっていたけど、正しくは「所得トップ10パーセンタイルの中央値」であると聴きながら気がつきました。トップ10の中央値だったらデカすぎるね笑
【コンタクト】
noteに編集後記をつけています。参考にした本などのソースもこちらに載せています。
https://note.com/hatsuro_fulness
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