自己肯定感の確立
昨日の続き
私の誇れるもの
ピアノは好きで弾いてきた。
もう一つ、私の好きなことで誇れることは歌だ。
子供の頃から両親は歌が好きで、家には常にカラオケのセットがあり、親戚が集まった時などは、必ずカラオケ大会が始まった。
そして日々の練習場所はトイレやお風呂の中。
トイレやお風呂は、狭い空間の中でよく反響するので、自分の声や音程がずれた時など、ダイレクトに耳にもどってくるので、調整しやすい。
そして、友達とカラオケにもよく行っていた。
バンドにも誘われるようになった。
ポジションは、初めは男性ボーカルのコーラスだった。
何年かコーラスをして、バンドは解散。
そこからやはり、メインボーカルとして歌いたいという思いが強くなり、ボイトレに通い始め、しっかりと勉強もした。
その後、新たにメンバーを集め、バンドを結成してバンド活動も再開した。キラキラした照明を浴びて、お洒落をしてステージに立つ。
ライブハウスの空間は非日常で、新しい刺激が沢山だった。
本当に音楽が好きで、楽器が好きで、人が好きで。そんな人たちが集まる空間だった。
ピアノ講師と歌
私たちのレッスンでは、もちろん歌も歌います。
歌のコンクールもあります。そんなん中で選曲される歌は、童謡や合唱曲など。もちろん素敵な曲が沢山あるし、幼いころから聞き覚えのあるなじみのある楽曲だ。
そんな中、やはりテレビから流れる曲、流行りのポップス曲、最近では初音ミクやボカロ、ゲーム挿入曲や、アニメ、映画の曲、ジブリやディズニー。
こういった歌や音楽が好きな子がやはり多い。
ピアノの発表会で、何か弾きたい曲ある?聞くと、上がってくる曲は流行りのポピュラー曲。
これに悩んでいる先生方も多いと思います。
ポピュラーはやはり難しいのです。音符もまだ習ってないものが出てきたり、リズムももちろん楽譜を見ても分からない。
知ってる曲だからといって、耳で覚えるにしてもリズム感のない生徒さんには難しいし、指もそんなに早くは動かない。
そんな生徒さんに、好きな曲をどういう形で演奏してもらうか。
一番早いのは歌ってもらう事だった。
ピアノの伴奏で歌うのもいいけど、このノリを再現するには、ギターやドラム、むしろバンドで歌えたら、なんて楽しいんだろう!!と。
よし!!!
ピアノの発表会の雰囲気の中では難しいバンド演奏。別のイベントとして立ち上げよう。ということで、私のバンドメンバーや、知り合いの音楽な仲間の声を掛け、伴奏をしてもらい、子供たちは生演奏で歌を歌ったり、フルバンドに合わせて歌ったり、インストでバンドと一緒に演奏したりと、なかなか経験のできない機会を作ることができた。
「Find a dream~夢を見つける~Vol.1」
イベントは大盛り上がり♪で大成功!!
この教室ではこんな経験もさせて貰えるんだと、口コミで入会も増えた時期でした。
新たなコースの開設
ここから、また私の新たな野望が(笑)
生徒達だけでバンドを組めたら、楽しいだろうな~♪
から始まった、ギターコース開設、ボーカルコース開設、ドラムコース開設、ベースコース開設、弾き語りコース開設、と新たなコースを開設し、教室として大きくなり始めた。
新たな講師採用。みんな趣味で今まで楽しく楽器を演奏してきた方々。でも実力はプロ並みで申し分ない。
何年もかけてスカウトした方もいた。
そして、ありがたく講師として採用させていただき、ただ先生として、生徒さんに教えるという今までやったことのない世界。
先生と呼ばれるようになるために必要なスキルを伝え、少しずつ私のイメージする教室のスタイルをみんなで作っていく、という形を作り上げている。
新たな自己肯定感の確立
ピアノの先生の世界って、ちょっと独特で、私のようなタイプは珍しいのだと思う。以前も少し話したが、私たちが子供の頃のピアノのレッスンはクラッシックのみを学ぶ場所だった。周りの友達の先生たちも、そんなのうまくいくわけない、とか、路線が違うよねとか、冷ややかな目で見る方も多かった。
でも、自分の教室だし、自分のやりたい教室を作ればいいんだ!!と突き進んだ結果、見事にギターの生徒、ドラムの生徒、ボイトレの生徒さんなどは順調に増えて、教室に新たな活気が生まれ、相乗効果でピアノの生徒さんも増えた。
発表会でも、いろんな楽器の演奏が聴けて楽しい!とか、発表会を見て、新たな楽器に挑戦してみたい!と、ピアノとのWレッスンの生徒さんも増えたりと、私の考え方は間違ってなかったのだと、確信が持てるようになってきた。
自分自身の思い、考えを形にしていく。私は私のままで、誰かのやり方をまねるのではなく、自分自身が楽しめる、そして何より通ってくれている生徒さんが楽しめる、笑顔あふれる教室づくり。日々ワクワクするような目標を持って音楽と関われる毎日。
そんな私の理想の教室今作り続けている。
新たな、自己肯定感を高めるための一つの形ができつつある。
そして、今年はライ
ブハウスを貸切って生徒さんたちとイベントを組んだ。
2024年11月3日
「Find a dream~夢を見つける~Vol.2」の開催が決定している!!