見出し画像

憧れ利尻島!暴風雨ひとり鳥見旅!?見た&見損ねたもの👉バス&サイクリング♬離島の原生林は美しい!

旅は素晴らしい!
予定通りにいかないことを楽しめた自分も一応褒めておこう!

8月に入って利尻島に一人旅行した。
2泊3日の短い旅。
(ヘッド画像:姫沼展望台から👉晴れていればサハリンが見えたはず)

今年の夏は、日本中(世界中でだが)で天気が荒れている。温暖化が進めばこうなることが数十年前から予測が出ていたので、驚きはしない。でも、やはり悲しくなる。

天気予報と雨雲レーダーを見続けた旅行になったが、とにかく総合的に楽しかった。だから、成功旅としているが、悪天候の中、行こうと言う人のためにも旅を振り返っておきたい。

★見たかったもの
・コマドリ
・ノゴマ
・沼2つ
・利尻富士
・原生林
・昆布を干しているところ
・島特有の花(遅咲きのを)
・夕陽のしずむところ

さて、どれが見られたのか?

利尻のコマドリの素晴らしい写真!(引用:ネイチャリングニュース 中村裕一様撮影)


利尻のノゴマさん、会いたかった!(引用:artefactory 森田敏隆様撮影)

👉この中で見られたのは、、、約30%!
3割も見られた!
悪天候の割には、良い数字ですね~!(ポジティブ=!)

でも、鳥は声だけでコマドリもノゴマも見られませんでした😢

コマドリ、そんなに簡単にみられるわけないでしょう?
と言われそうですが、見られると信じて鳥見旅って行くものでしょう?
空振りになる可能性があることがわかっていても……。


着いた日にホテルの部屋から見た景色!荒々しい海と雨💦☔

着いた日は、とにかく暴風雨だったのでホテルで温泉と美味しい夕食&お酒を楽しんで終わり♪ 
食堂から真っ赤な夕陽が見えるはずだったが、当然見えず!
「星の王子様」ではないが、夕陽って本当に見ると心が洗われるようになるので大好きです。とても残念でした。

ところで、利尻島では沓形(くつがた)と鴛泊(おしどまり)の2か所の温泉を楽しみましたが、泉質の違う温泉が湧いているようですね。どちらも素晴らしかったです!
茶色のお湯の沓形の方が、特に印象深かったですね。冷泉で30℃台なのです。源泉にいつまでものぼせずにつかっていられる。「今年の昆布の出来は、、、」と地元のおばちゃま方のおしゃべりも興味深く聞きながら、じっくり楽しみました。

引用:利尻富士町



翌日、曇り時々雨の予報だったので、動けるだけ動こうと1日乗車券を買って宗谷バスに。島を一周ぐるっと、右回り、左回りの2種類あり。
観光バス(要領よく観光名所をまわる)というものがあるのだが、ツアー的なものより地元の人が利用するバスで回りたかった。

宗谷バスは、街以外の場所では、合図して好きなところで乗降できるシステム。それを利用する街の人々の様子が見られたのも大変楽しかったです。運転手さんと街の人のやりとり、とても微笑ましかった。都会ではなかなか見られない光景ですから。

前の席で景色を存分に楽しみました~
宗谷バスとホテルの送迎バスを利用して、なんとか島を一周できた~♪


この時期、若いカモメが道路にいて飛ぶのが間に合わず車にひかれて多数死んでいました😢
バスの運転手さんはスピードを落として気を付けてました!


厚い雲に覆われて一切見えない利尻富士💦

利尻富士は、このオタトマリ沼の向こうに見えるはずだが、雲の中!
この沼と山の景色は、お土産定番の「白い恋人」のパッケージで有名です。

雨はやんでいたので、この沼のまわりを一周散策できました♪
青い糸トンボがたくさんいた~~!

雨の後で濡れたけど沼周りの景色は美しかった。でも歩いている人は私だけでした💦

花について知識不足で、この散策路で見た花々が何なのかわからず😢
この中の高山植物の花はありませんでした!ということは、どこでも見られる花だけを見たということかもしれませんね……。

引用:利尻富士町ホームページ

午後に、一応ギリギリ天気は持つ予報が出たので、ママチャリをレンタルして鴛泊港から姫沼に!

波しぶきが時折かかる中、風にあおられながら、この海沿いの道をまず3㎞サイクリング!
途中で、怖いしちょっと楽しくないかもと思ったが、もう進むしかない!


三速ギアのママチャリでこの年齢の人が行くのは難しいと、レンタサイクルのお兄さん、どうして教えてくれなかったの?と思ったくらいの坂道を、姫沼に向かってただ自転車を押してひーひー言いながら上ること数十分。

原生林があるから礼文でなく利尻を選んだ。森の中を歩けたのは幸せ💖
坂道で汗かいて息が上がろうとも…。そして、その後に恐ろしいことが待っていようとも。


この姫沼展望台からの景色が雄大!沼よりこの景色が印象的!誰もいなかったが。

その後、天気予報ははずれ、(山の天気は変わりやすいのです)霧雨が本格的な大雨に!
モンベルの素晴らしいレインジャケット(バーサライト118g:小さくたためて超軽量なのに優秀♪)とデカトロンの靴のまま履けるレインパンツのお陰で助かった~(自転車じゃなくとも、風が強過ぎて傘は無理でした)

しかし、Google mapによると姫沼まであと200メートルのところで、「帰るにも数キロあるし危険!」と判断し引き返しました😢
この判断は正しかったと、その後のサイクリングロードで確信!
サイクリングロード、山の中なのでアップダウンがある!(きれいに整備はされています)
風も強くあおられるし、通る人はほぼいないし、ブレーキは水で甘くなるし、楽な道のりではなかったのです……。
自転車レンタル屋さんにヨレヨレではあったが、無事に到着して予定時間よりずいぶん前に返却。
👉サイクリング終了!

鴛泊フェリーターミナルの前のレンタサイクル屋さんからSTART!海沿いを通って3㎞、右折して姫沼まで1.6㎞の坂を上って行き、帰りはサイクリングロードを通ってキャンプ場のところから街中に下りフェリーターミナルに戻った👉姫沼まであとちょっとで諦めたのだが、これを見ると、雨と風の中、すごい距離をママチャリで駆け抜けたことがわかる~💦
(引用:利尻富士町)


雲の中の山の上は霧雨状態。☔の様子を見たり、レインコート着たりしている時に様々な鳥の声が聞こえた。コマドリの声だった気がする👉そうだったということにします!

本数の少ない宗谷バスがちょうど来たので乗り込んで、その日のホテルに向かいました。
ホテルに着いた時は、全身から雨水が垂れ、手には濡れないようバッグを入れたゴミ袋を持ち、髪は振り乱れ化粧は落ち……というひどい見た目の中年女性に💦
なのにホテルのフロントの方は、さすがプロフェッショナル!
顔色一つ変えずにチェックイン可能な時間より早いのに受け入れてくださり、部屋にご案内いただきました。感謝です=!

坂道の先に見える橋はサイクリングロード

この日に、見たかったオタトマリ沼と姫沼のうち、1つだけは見られたということ!散策もできた!
原生林もサイクリングしながら見られたし、鳥の声は聞けた!
雨風の中のサイクリングでも気温が低くない時期だったし、雨の準備をしておいたので、体が冷えることもなかった!ゆっくり坂は下ったので転倒もしなかった!

上出来と言えます!
この日は鴛泊港近くのホテルで温泉&素晴らしい夕食&お酒を楽しみ終了!

途中で、昆布を干しているのも一瞬見られました。干し場は何か所も見た!
良かった~!

道路脇の反射板にいるのは?クマゲラの飾り♪かわいい!
こちらは、フクロウ♪お顔がちょっとこわいけど…


3日目の帰る日は再び暴風雨☔
美味しい昆布などのお土産を買って、のんびりフェリーターミナル付近で過ごして終わりました。

フェリーターミナルから見た雨の港。ペシ岬。登ってみたかった。

さて、これは鳥を見る旅だったのか?
と言われると、鳥を見る気満々で行ったので、鳥を見る旅でした。結果、カモメだけはたくさん飛んでいるのも、歩いているのも、死んでいるのも見ましたが、見たい鳥は見られませんでした。

こういう事もありますよね。

こうやって、今、思い出すと楽しかった旅の一つになったので大成功ということにしております!久しぶりの一人旅だったので緊張もしていたが、楽しめたことが嬉しかった!だから、またどこかに行きたい気持ちでうずうずしています、

利尻富士の裾が見えた~~!あとは、頭の中で想像図で完成させます♬

次は、ベストシーズンの6月に利尻島を再訪して鳥も山も沼も花も見たい
でも、滞在中、雨の中、滴る雨水を顔に感じながら「ここにまた来たい!」と本気で思ったのは、です。

この島の暮らし、冬には考えられないくらい厳しいものになっているはず。その様子が見たい。

北海道に暮らしてみて思うのは、開拓者の人たちはすごかったということ!開拓者時代の古い家が朽ちているのを、北海道中で見かけます。寒さの中、自然相手にどれほど苦労したか、想像を絶します。
真冬の北海道の暮らしを見ないで、北海道を、この北の雪国を理解したとは言えないのです。
と思うのです。
だから、利尻島に観光シーズンをはずして冬に行ってみたい!

なんて言っていると、次も鳥は見られないかもですが……(笑)

再訪したい旅先を増やすのも、旅の楽しみですね!

読んでいただいてありがとうございます。

鳥見はつみょん💛

いいなと思ったら応援しよう!