プログラム開始から3ヶ月。チャレンジャーが事業進捗をプレゼンー中間発表会実施レポートー
2023年10月13日に鎌倉の安国論寺にてチャレンジャーの中間発表会を実施しました。当日は10名のチャレンジャーに加えて、メンターやチャレンジャーOBOG、ゲストなど合計35名にご参加いただきました。
全体のプログラムとしては、HATSUの運営をしている㈱あゆみの代表の町塚から中間発表の目的を共有した後、チャレンジャーからは事業への想いや3ヶ月間の取り組み、現状抱えている課題などをプレゼン、参加者とのディスカッション、交流会という流れで行いました。
今回の記事では、HATSUにはどのようなチャレンジャーが参加しているのかを知っていただけるようにご紹介していきます。
▼HATSUの概要はこちら
https://note.com/hatsukamakura/n/n984e817ac6f7
年代・事業カテゴリなど多岐に渡るチャレンジャー
今回HATSUに参加しているチャレンジャーは、年代は学生からシニアまで、今まで経験されてきた職種や業界、事業のテーマ、フェーズの異なる10名に参加いただいています。「社会性と経済性の両立をめざす事業(注1)」を掲げており、下記が今回採択された方の一覧になります。
(注1)外部不経済の解消に取り組む事業/多様な力を組み合わせて課題解決を目指す事業/現時点では必ずしもコンセンサスの取れていない課題の解決を目指す事業
チャレンジャーの紹介
資金調達や具体的なサービス提供など事業化に着手されているチャレンジャーをメインにご紹介します。
「産後ケア事業」を進めている大貫さんは、現在クラウドファウンディングで資金調達を実施し、現在50%※まで達成。※2024年10月24日時点 (大貫さんのクラウドファンディングはこちらから)
研究開発型で「ペットの歯周病早期発見・予防サービスの事業」を進めている實廣さんは女性起業家チャレンジ大賞のグランプリを受賞され、かながわ発の起業家として一歩を踏み出されています。
大学生4年生で、同じ大学4年生の友人と起業されている三宅さんは「海でのレジャーコンテンツを提供する事業」を展開。夏の間に70名弱に届く新規利用者数を獲得し、パートナーである佐島マリーナさんにも利益をシェアすることができました。
「デジタルテクノロジーを用いて伝統芸能を継承・発展させる事業」を展開していく海野さんは、会社を退職し、8月8日に法人登記。イベントを開催するなど具体的な活動を進められています。
右高さんは病院や訪問看護ステーションといった医療機関の看護師採用における課題に着目し、医療機関の動画配信プラットフォーム事業「Medich」を検討されています。配信から1ヵ月で総再生回数60万回、病院さんの見学会に繋げることもできました。
▼Medichのアカウントはこちら
Instagram;メディッチ (自分で探せる看護転職)(@medich_kango)
Tiktok:medich_kango (@medich_kango)
その他、食品を扱うIT企業に務められている大丸さんは「地域に暮らす人のための地域商店の食品EC事業」を、ビッグテック企業から独立された多田さんは「行動変容をサポートするライフログアプリ」を、コンサルティング会社から独立された岩澤さんは「人間起因による水質汚濁をゼロにする」というビジョンのもと「合成洗剤等に強い水処理方法の開発事業」を準備されています。
ディスカッションの様子
ピッチの間の参加者とのディスカッションの時間では、チャレンジャーが抱えている課題に対して、多様なゲストから真剣な意見が飛び交っていました。
ゲストには、湘南信用金庫職員、鎌倉投信創発の莟ファンド担当、日本政策金融公庫職員、大企業のオープンイノベーション担当、クラファン運営事業者、県内基礎自治体職員、地域NPO事務局長、公認会計士をお招きしました。また事業開発の専門性を持つHATSUメンターや、一歩先をいく起業家であるチャレンジャー卒業生の方にも参加いただきました。
最終発表会は1月13日午後に鎌倉にて開催予定です。X(旧Twitter)で情報公開時にお知らせします。
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