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「丸の内プラチナ大学・物語思考デザインコース」DAY2「スターバックス物語」×「SBN復興再生の10年物語 」2024.10.16 ★鈴木雅義さんの投稿
DAY2受講しました!
DAY1でのオリエンテーションで簡単な自己紹介の後、梅本氏からの話があり、どんな内容なんだろう、物語って??と 学びたい気持ちと疑問符が並びました。そんなところからのDAY2がスタート。
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【期待感を膨らめて】 丸の内3×3ラボの温かみのある空間にいくつかのテーブルの配置。机上には付箋紙とカラーサインペン、それから、レ ジュメとパンフレット。話題提供者の近くに座り、開始を待った。手元にあるレジュメをパラパラとめくりながら、どんな内 容でどんなことが今から起こるのか想像を膨らませた。しばらく座っていると、参加者が続々とやってきて、好きなテーブ ルに着席。軽くあいさつを交わして前回の確認。今回新たに参加する方も含めての自己紹介。どんな人がどんな目的で受 講しているのか垣間見えた。
【再生の物語】 物語とは。いくつかの物語が存在するし、ヒトの中にはそれぞれの人間分だけの物語が存在する。物語と聞いて、どんな 話を紡いでいくのか、どのようにして作り上げていくのかということが頭の中に渦巻いていた。また、このお題目から想像 できることと聞かれて「分からない」と発する参加者がいた。「分からない」でいいんだとも感じた。加えて越境する、再生 の物語。奥深い何かを感じながら期待する自分がいた。
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【服部さん(SBN)の話】 「壮大な物語」と一言で言ってしまえばそれまでであるが、今まで経験してきたこと、見てきたことが凝縮され、紆余曲折 ありながら現在位にたどり着く様は、これから行おうとしている物語思考デザインの一端を示していると感じた。我々参 加者が、同じ経験をしているかのような錯覚にもなりうるものであった。特に再生の物語では、被災した経営者の話で大 学生のインターンを受け入れた際、「弱音を吐いてなんかいられない」という言葉があったが、危機的な状況下で人のため に動いていた姿は、心を動かす源となった。この経験譚は、服部さんの歩いてきた軌跡であるため、非常にわかりやすく物 語の構造が伝わってきた。
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【心理的安全】 物語思考デザインは、分からないという言葉があったが、一番わからないのは一人一人の心だという。心は見ることがで きない。自分自身の良さや自分の本心に気付くところから始まる。自分のことを語ることができれば、隣の人にも共感し てもらえる。自分のことを話せる心理的な安全が保たれていれば良いのだろうか。
【もやもや】 もやもやすることって多大にあるし、もやもやすることも良いこと。もやもやは、次に繋がる何かを創出できるものなの か。もやもやを説明するのは難しい。
【will can must】 グループ内で、どこからスタートか話し合った。自分は、will。やりたいことはたくさんある。must に縛られたくない。だ から will。グループ内から出てきた話は、will は「やりたくない」だった。全く違う発想。そうなんだ、こういうことなんだ、 思考が違うと見方も違ってくるんだということに気づいた。もう一人の参加者は、can。できたほうがいいでしょ。なるほ どなあ、そういうことなんだと感嘆した。
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【小さな物語から大きな物語】 小さな物語とは、大きな物語とは、人によってとらえが違う。全くその通りだと実感した。グループから、全く違う角度の 話だねと言われ、そうなんだとハッとした。やはり、言語化してどんなことをどのように考えたか、それを伝えることでどん な人間なのかを示すことができたのか、と感じた。思考の違いや経験、環境の違いでも捉えや考え方が違う。それを知っ た上での協働。物語をみんなで紡ぐためには、当たり前だが、分かり合えることなんだ。さて、DAY3 には、どんな物語が 聞けるか、とても楽しみだ。
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