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大濠公園トリマミレ


福岡市にある大濠公園にいってきました。お散歩です。本当はスタバに行きたかったのですが、公園のほとりにある混雑したお店だったので諦めました。

大濠というとバスケットボールの強豪大濠高校を思い出しますが、よくよく考えるとそれ以外に思い出すものはありません。大濠高校の卒業生と言えば、博多華丸、R藤本(ベジータの人)など。

あれ、河村勇樹は違ったっけ?と思って調べてみると、こちらは福岡第一高校。南区の高宮という駅のそばにありました。

福岡第一高校からはCHAGE and ASKAのCHAGEとASKAが出ています。ついでに調べていたら、ASKA(アスカ)の名前の由来は、学生時代に片思いしていた女性の彼氏が、ラジオDJの飛鳥(あすか)であったことからつけたとのこと。

……。

ジョナサンジョーンズ、怖いよ。

さて、大濠公園は、黒田という大名が入江を改造して堀にしたものを、さらに公園に改造して利用しているとのこと。

ということは汽水なのかと考えたのですが、オオカナダモが見えたので淡水のようです。汽水だったら公園中カニだらけになっていたことでしょう。

公園は、大きな池、というか大きな堀になっていて外周のマラソンコースは2kmほど。その真ん中に、食い荒らされた林檎の芯のような形をした陸地があって、そこを歩いていきます。

天気が良いこともあって散歩している若者、老人、観光客などがたくさんいました。が、ぼくの興味は人より鳥です。こんなこともあろうかとバードウォッチング用の双眼鏡をもってきていました。

まず、空を旋回するトビが目に入りました。このへんはカラスではなくトビの縄張りのようです。こいつらは餌をめぐって競合しますが、海辺などの見渡しのいいところはトビのほうが有利なようです。こういう場所では、カラスはこそこそしています。ハシブトガラスはみましたが、ハシボソガラスは見つからず。といっても、そんなにちゃんとカラスをみていないので頑張ればいたかもしれません。

カワウが魚をとったり、杭の上で休んでいるのが見えます。スズメがちゅんちゅん、ドバトもぽっぽー。キジバトは全然いなくて、結局1羽しか見つからず。

オオバンとユリカモメはたくさんいました。オオバンは100羽以上いることでしょう。

カモ類は、ヒドリガモ、マガモに加えて、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ホシハジロがいました。なぜかカルガモがレアもので、ぐるりとまわって1羽しか見つけられませんでした。

人が多くて樹木が少なかったのですが、一箇所だけ静かな森があって、メジロ、シジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラを観察することができました。コゲラはいなかったですね。

ハイライトは飛行機雲を撮影していたら、雲の中からミサゴが出てきて、そのまま堀の中にダイブしたところです。ミサゴは水中に飛び込むとフナかなにかを掴んで、飛び去っていきました。ミサゴは、英語でいうとオスプレイです。

東京でもいないことはないですが街中にいるような鳥ではないので、見つけるととても嬉しいです。ちなみに、長崎のスタジアムシティでも見つけました。

というわけで1時間半くらいのお散歩でちょうど20種(ドバトは移入種なので除外)。あ、ヒヨドリもいたので21種ですね。珍しいものはいませんでしたが、楽しい時間でした。

お散歩をしたあとは、カフェに入ってコーヒーを飲みながら考え事。良い時間でした。




あ、忘れてた、こいつもいた。君たちはどう生きるかに出てくるアオサギ。22種。


地味であることと、黒いパンツを履いていることが特徴のオカヨシガモ


おまけ


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中村慎太郎 日記を毎日書いています。
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