西葛西出版からメリークリスマス!!
西葛西駅のクリスマスは、コンビニでチキンを売っているくらいで特に変化はない、はず。特別なイルミネーションはなかったような気がする。駅前に行っていないのでわからない。というか外出すらしていない。
クリスマスだからといって特別に書く事はないのだが、何か季節感のあるものを書かないといけない。
というのも10日くらい前から、アイキャッチ画像をクリスマス仕様にしているからだ。
といっても、クリスマスに特別な何かはないのだ。
しょうがないから銀杏の話をする。
イチョウの実が銀杏であるのだが、このイチョウという植物は実はちょっとレアものなのだ。世界最古の樹種の一つと言われていて、しらべてみるとペルム紀には出現していたらしい。その時代はイチョウの仲間がたくさんいたとのこと。ペルム紀というのは、約2億9900万年前から2億5190万年までを指す。
陸上では巨大な両生類やは虫類が生息していたらしい。海には棘皮動物や軟体動物、三葉虫などがたくさんいたとのこと。棘皮動物は、ウニ、ヒトデ、ナマコ。軟体動物は、貝、タコ、イカなど。アンモナイトみたいなのもいたはずだ。
そして、ジュラシックパークでお馴染みの恐竜だらけのジュラ紀までは全世界中にあったとのこと。
しかし、そのあと6500万年前ころからはじまる新生代に入ると世界中から消え始め、日本でも100万年前には絶滅したとのこと。絶滅といっているが、Ginkgo biloba L.だけが生き残っていて、生きた化石と呼ばれているとのこと。
そのイチョウにはギンナンと言われる実がなる。これを煎って、塩を振ったものがおいしい。ギンナンの味はギンナンじゃないと出せない。ちょっとほろ苦くて、食感が絶妙なのだ。柔らかくて弾力性があるけど、グミでもないしゼリーでもない。そしてほろ苦い。良いおつまみだ。
ぼくは枝豆よりもギンナンのほうが好きだ。ギンナンをつまみながら、ビールを飲むのは最高なのである。
おもえば、ジュラ紀には、イチョウの種類も多かったということなので、色んな種類のギンナンを楽しめたことだろう。恐竜たちが仕事上がりに立ち飲み屋でギンナンをつまみながらホッピーを飲んでいたと思うと、妙に趣深い。
草食恐竜じゃないと消化できないかもしれないけど。
メリークリスマス!!
地球に平和が訪れますように。