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ホロコーストの罪人 映画[ネタバレ,結末,なぜ,要約,感想]
幸せに暮らしていたノルウェーのユダヤ人にナチスの影 ナチスに幸せを奪われたユダヤ人
ボクサーのチャールズ・ブラウデはノルウェーのユダヤ人である。ナチスがノルウェーを侵略する前にアーリア人の女性と結婚した。ノルウェーがナチスに降伏して、ノルウェー国内のユダヤ人もナチスのイデオロギーである反ユダヤ主義を基に弾圧を受けるようになり、ブラウデ家の男性は逮捕されベルグ収容所へ連行される
ベルグ収容所でユダヤ人はドイツ人に虐待を受ける
ホロコーストは進み、アーリア人の妻であるチャールズ・ブラウデを除いたブラウデ家は、船でドイツへ向かい、列車でアウシュビッツ絶滅収容所へ移動させられ、そこでチクロンBや、厳しい生活のために、収容所に入ったブラウデ家の人間は、そこで〇害された
ブラウデ家の男性が逮捕されたのは何故?強制収容所に連れていかれた理由
ブラウデ家が逮捕された理由が映画内ではっきりと示されなかったが、チャールズ・ブラウデがナチスの車にいたずらをしたからではないかと予想はできる
チャールズのみアウシュビッツ行きを免れた理由はなぜ?
アーリア人の妻を持ったボクサーのチャールズ・ブラウデはベルグ収容所に留まれた。おそらくだがベルグ収容所は中継の役割を果たしており、看守からの虐待はあるが、チャールズは〇されはしなかった
チャールズがボクシングでベルグ収容所の所長を倒したシーンは白熱したが、所長からダウンをとっても自分の家族は返ってこない
タイトルの罪人とはだれを指す?
タイトルのホロコーストの罪人とは、秘密国家警察のロットをはじめとする、ナチスに協力したノルウェー人を指すのだろう
映画の主題 ナチスに協力したノルウェーの反省
映画の主題は、ノルウェー人がナチスに加担して、間接的にホロコーストを実行した。その反省である。映画終盤のテロップからそう予想ができる。
戦後、生き残ったユダヤ人も財産と家族を奪われて、弾圧前の生活には戻れなかった。嫌な気持ちにならないのは最初の30分だけである
疑問を持ったのが、ベルグ収容所の看守、アウシュビッツ絶滅収容所の看守がSS親衛隊員の制服を着ていなかった。ベルグ収容所の看守がSS親衛隊員でない可能性は十分にあるかもしれないが、アウシュビッツ絶滅収容所の看守は、SS親衛隊員なのではないのか?私の認識の間違いなのだろうか