麗野鳩子 | Hatoko Uruwashino

草葉の陰の物書きモドキです。主に小説、時々エッセイ。ジャンル不明の自由形。習性上一句詠…

麗野鳩子 | Hatoko Uruwashino

草葉の陰の物書きモドキです。主に小説、時々エッセイ。ジャンル不明の自由形。習性上一句詠みます。作品と今後の予定については『お知らせ&お品書き』マガジンでどうぞ。お問い合わせはこちらから: m.international.jp@gmail.com

マガジン

  • お知らせ&お品書き

    お知らせ、お品書き(作品紹介)、季節のご挨拶(たぶんニュースレター?)など。 小説やその他作品については、最新のお品書きをご参照下さい。

  • あの山 この山 よも山ばなし(旧筆後感想文)

    小説執筆にまつわるよもやまです。 筆後感想文として投稿していましたが、呼び名が変わっただけで暑苦しさは引き続きます。 作者の見解などあまり読まないほうがいいような気もするので一部有料です。

  • 短編小説『森のアコーディオン弾き』麗野鳩子

    洞窟から大きないびきが聞こえてきて、森は不穏なうわさでもちきりになります。

  • 短編小説『ルチアーノ -白い尾のオナガ-』麗野鳩子

    尾羽が白いオナガのルチアーノ。 尾羽を青くする方法を探しに旅に出ますが・・・・・・。 レトロでイタリアンな作品になったと思います。 (全10回、約10,300字)

  • 『倒木』三部作

    『丘の上に吹く風』の『あとがきにかえて』として投稿した詩『倒木』から生まれた短編小説を含む三部作です。 1.詩『倒木』 2.短編小説『六本木倒木事件』 3.短編小説『七人目の侍』

記事一覧

来たる残暑お見舞い申し上げます

まずは納涼画像をどうぞ。 いよいよ夏本番だというのに梅雨の中休みの猛暑で既に汗疹をこじら…

検証したこと

筆後感想文の終わりを告げるかの如く始まったこの企画ですが、初回の今回は小説を書くにあたり…

【短編小説 森のアコーディオン弾き 6】約束(最終話)

6. 約束(最終話)燃え尽きた焚き木は白い粉をふいて、奥でちらちらと火を燻ぶらせ、終宴を…

【短編小説 森のアコーディオン弾き 5】宴

5. 宴太陽が緞帳のすそを引きながら山の向こうに沈み始めた。 橙の緞帳はすっかり引き下ろさ…

【短編小説 森のアコーディオン弾き 4】モニークの雨

4. モニークの雨 モニークのもとを訪れたカルヴィーノとフラヴィオは、しかしすぐに頭を抱え…

【短編小説 森のアコーディオン弾き 3】アズーラの答え

3. アズーラの答えアズーラの前に座るフラヴィオの周りに森じゅうの動物達が集まっていた。 …

【短編小説 森のアコーディオン弾き 2】声の主

2.声の主足元にまとわりつく湿った冷気を後ろ足ではらい、カルヴィーノはぶるりと震えた。 …

【短編小説 森のアコーディオン弾き 1】不穏なうわさ

1.不穏なうわさ森は不穏な噂で持ちきりだった。 ぽっかりと開けた野原の脇の洞穴から、大き…

【ちょっとお知らせ】作品紹介など

まずは変更を加えた作品短編小説『八人目の侍』 倒木三部作の最後を飾るにふさわしい感動小…

発表です(2024年6月吉日)

開設されてから現在(2022年12月~2024年6月)までのトップ20です。 見えるもの(スキの数)…

おまけ② Propeller Throwing プロペラ飛ばし

ルチアーノ、いよいよ森に到着かというところで今度はせわしない勢に出くわします。 紅葉した…

おまけ① Treasure Hiding 宝かくし

イワシと別れて岸に戻るルチアーノ。 別の海の生き物に遭遇し、なんとリア充ビームにやられそ…

【ショートショート】イバーランド

北へ北へと歩いた。南へ向かうより辛そうだからだ。ぬるま湯なんだから黙って浸かってろと言わ…

【筆後感想文】『丘の上に吹いた風』を書いて

感想文と言いながら説明と解説になっていました。 語り過ぎず手短かにし、感想もちゃんと書い…

季節のご挨拶2024 初春

まずは初鳴き。 鳥の中にはオウムのように人の真似をするものもいればガビチョウのように他の…

【短編小説 丘の上に吹いた風】あとがきにかえて(短歌)

『地蔵菩薩』 つかの間と 錫杖にぎり 菓子に笑み 頬を伝うは 宝珠の涙 短編小説『丘の上に吹…

来たる残暑お見舞い申し上げます

まずは納涼画像をどうぞ。 いよいよ夏本番だというのに梅雨の中休みの猛暑で既に汗疹をこじら…

検証したこと

筆後感想文の終わりを告げるかの如く始まったこの企画ですが、初回の今回は小説を書くにあたり…

【短編小説 森のアコーディオン弾き 6】約束(最終話)

6. 約束(最終話)燃え尽きた焚き木は白い粉をふいて、奥でちらちらと火を燻ぶらせ、終宴を…

【短編小説 森のアコーディオン弾き 5】宴

5. 宴太陽が緞帳のすそを引きながら山の向こうに沈み始めた。 橙の緞帳はすっかり引き下ろさ…

【短編小説 森のアコーディオン弾き 4】モニークの雨

4. モニークの雨 モニークのもとを訪れたカルヴィーノとフラヴィオは、しかしすぐに頭を抱え…

【短編小説 森のアコーディオン弾き 3】アズーラの答え

3. アズーラの答えアズーラの前に座るフラヴィオの周りに森じゅうの動物達が集まっていた。 …

【短編小説 森のアコーディオン弾き 2】声の主

2.声の主足元にまとわりつく湿った冷気を後ろ足ではらい、カルヴィーノはぶるりと震えた。 …

【短編小説 森のアコーディオン弾き 1】不穏なうわさ

1.不穏なうわさ森は不穏な噂で持ちきりだった。 ぽっかりと開けた野原の脇の洞穴から、大き…

【ちょっとお知らせ】作品紹介など

まずは変更を加えた作品短編小説『八人目の侍』 倒木三部作の最後を飾るにふさわしい感動小…

発表です(2024年6月吉日)

開設されてから現在(2022年12月~2024年6月)までのトップ20です。 見えるもの(スキの数)…

おまけ② Propeller Throwing プロペラ飛ばし

ルチアーノ、いよいよ森に到着かというところで今度はせわしない勢に出くわします。 紅葉した…

おまけ① Treasure Hiding 宝かくし

イワシと別れて岸に戻るルチアーノ。 別の海の生き物に遭遇し、なんとリア充ビームにやられそ…

【ショートショート】イバーランド

北へ北へと歩いた。南へ向かうより辛そうだからだ。ぬるま湯なんだから黙って浸かってろと言わ…

【筆後感想文】『丘の上に吹いた風』を書いて

感想文と言いながら説明と解説になっていました。 語り過ぎず手短かにし、感想もちゃんと書い…

季節のご挨拶2024 初春

まずは初鳴き。 鳥の中にはオウムのように人の真似をするものもいればガビチョウのように他の…

【短編小説 丘の上に吹いた風】あとがきにかえて(短歌)

『地蔵菩薩』 つかの間と 錫杖にぎり 菓子に笑み 頬を伝うは 宝珠の涙 短編小説『丘の上に吹…