殺し屋とストロベリー 感想
主人公について
公式サイトにあるとおり、主人公の名前は「イチゴ」で固定。
名前変換強硬派の私としてどうだったかっていうと、主人公は偽名を名乗るって流れなので全然問題なかった。
主人公が主張しすぎず、無感情すぎず、けれどまったく感情がないわけでもなく、主張すべき所では主張する。
私には憑依しやすい主人公だった。圧倒的感謝。
シナリオ
プロローグ以降個別ルートなわけだけど、各ルートの流れはだいたい同じ。
いわゆる金太郎飴シナリオというやつ。
全体的に「詳細はご想像にお任せします」な所が多いな……と。
あとほのぼの:殺伐は8:2くらいなので、あまり殺し屋的殺伐シナリオを期待してはいけない。
キャラ萌え
キャラの掘り下げが浅いというか、ほとんどのキャラについて、過去が語られないのでフワッとしている感がある。
けれど私は、ツキミをすごく好きになれた。
ツキミの「私はあなたに、好意を持ち始めているようです」っていうセリフすごく好き。
ツキミルートでは(というか、だいたいのルートでは)主人公がまず告白じみたことを言っちゃうんだけれど、そこが「よく言った!」と思うし、それに照れる攻略対象というのがいいね……!
あとは、ツキミも主人公もお互いどこか壊れているところがよいなと思った。壊れた人たちが壊れたままで誰かを必要とする話っていいよね。
ツキミの告白の台詞も最高にイかれてて最高に好き。大好き。
ツキミ以外はそんなに好きなキャラは居なかったけどツキミがめちゃくちゃ性癖にあったのでもうこれだけで大丈夫です。
総括
基本ほのぼの、たまに殺伐。主人公なりきり派に優しい乙女ゲーム。
シナリオはちょっと物足りないけれど、気になるキャラがいるならプレイしてよいと思います。
公式サイト
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