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埼玉スタジアム2〇〇2でウェディングフォトを撮ってきた

2019年1月某日
浦和レッズのホームスタジアムである
埼玉スタジアム2〇〇2(以下、埼スタ)で結婚式の前撮りを行ってきました。

埼スタでの"ウェディングフォト"は、私がはじめて問い合せた時にはまだ存在しないサービスでしたが、様々な幸運が重なり撮影することができました。担当のNさんをはじめ、埼スタのスタッフ様方には感謝してもしきれないほどしあわせな経験をさせていただきました。

浦和レッズサポだけでなく、日本代表サポやサッカーが好きな人なら絶対におすすめのこのサービスを、たくさんの人に知ってもらうきっかけになれたらと思いnoteを書こうと思います。

ちょっと気になってるという人は、ぜひ参考までに覗いていってください。

※今回はまだはじまったばかりだったこともあり、試験段階だったが故に出来たことがあるかもしれません。
※今回出来たことが次回も必ずできるとは限りません。
※価格については、今後変わる可能性もあるようすだったので明記はしていません。気になる方は埼玉スタジアム2〇〇2公園管理事務所へ直接お問い合わせください。

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こんな二人が行ってきた

小さい頃から浦和レッズが好きな男と
高校時代にサッカー部の同級生から借りた漫画『GIANT KILLING』(講談社)にハマり、彼と付き合ったことがきっかけで、いつしか浦和レッズ(とくに梅崎司選手)が大好きになっていた女が夫婦になり、今年の春に結婚式を挙げました。

結婚式の準備でプランナーさんに前撮りの提案をされたとき、最近は結婚式の前撮りにスタジオフォトではなく公園や街中、思い出の地などで、写真を撮る人が増えていることを知り、どこか二人らしい場所がないかと考え思いついたのが、浦和レッズのホームスタジアムである埼スタ。

はじめての問い合わせには、
「そのようなプランはありません。」という返答でしたが、そのあとに「今までも度々問い合わせが来ていたこともあり、今後そういったウェディングフォト向けのプランを検討してみます。もし話が進みましたら、連絡いたします」と前向きなお返事が・・・!
信じて待つこと1ヶ月、ありがたい事に、ウェディングフォトに対応してくださるとのお返事をいただきました。

スタジアムツアーに参加したことはないのですが、おおよそ見られる箇所は同じだそうです。
が、3時間それらの場所を自分たちだけで使えるという贅沢さ。

・所要時間は準備、片付け含め3時間
・基本本人(新郎新婦)+カメラマンのみ。同行者は両親または子どもなら認められるかもとのこと
・ピッチの芝は天然芝で綿密な管理が必要な為、場合によっては中に入れないこともある
・ピッチへはスニーカーで。
(ヒールや革靴などはNG。もちろんカメラマンさんも)
・ピッチに立てる時間は30分くらい
(と言われた気がする)
・現在(※2019年1月)は客席の改修工事を行っているため、完全な状態ではない中での撮影になる

ということでしたが、二つ返事でお願いしました。
ウェディングフォトのゲストを楽しませる以前に、芝を大切にしているところにサポーターとして感動。(当然のことなんでしょうけど)
むしろそんな管理の行き届いた埼スタを貸し切りさせてもらえるなんて、という気持ちでした。

撮影の時間帯や場所についても、スタジアムの工事の状況を見ながら希望を聞いてくださったり、おすすめの時間帯を提案してくださったりと、とても細やかなお気遣いをしていただきました。

また、基本的に埼スタ管理事務所はあくまでスタジアムを3時間貸しきれる場所の提供をしてくれるのみなので、
衣装とカメラマンは自分たちで式場のカメラマンさんなどを手配するか、あるいは希望があれば管理事務所の方が紹介してくれる、という感じでした。

私たちは、SNSでファンだったフォトグラファーさんに思い切って頼んでみました。

衣装も自分たちで2パターンほど用意。
着替えの段取りも含め、3時間でどうやって撮影を進めるか考えながら当日を待ちました。

自由度が高い分、自分のこだわりを出しやすい点がとても良かったです。

いざ当日

ヘアセットだけは自分でやるのに自信がなかったので、埼スタの最寄り駅の一つ手前、東川口駅すぐ近くにあるのmilcoさんにてセットしてもらいました。
ど平日のど昼間にヘアセットを頼む変な客に思われたに違いないけど、快くセットしてくださいました。

12時半、カメラマンさんと合流して埼スタ管理事務所へ。
担当のNさんに、まずは施設内のミニツアーをしてもらいながら、当日の流れの確認をしてもらいました。
撮影数日前に、調整がうまくいったので当日ピッチ内へ入っても大丈夫との許可もいただけていたのでピッチに入る上での注意点も繰り返し確認しました。

説明が終わってから、3時間の貸し切り開始。

早速選手ロッカールームで着替えをして、まずは絶対に撮りたいピッチの上での撮影へ!

まずは浦和レッズのユニフォーム×ジーンズなコーディネートへピッチへ。
初めて踏みしめる埼スタのピッチ。どきどき。
せーのでピッチに入ったら、ハーフタイム開始直後のベンチメンバーのごとくダッシュしました。夢が叶った。

広い!!!!!!

実際にピッチに立つと興奮しすぎてニヤニヤが止まらなかったです。
選手達が駆け回る、あのピッチに立ってる!

止まらぬ興奮を抑えつつ、まずはピッチ上で色々と撮影。

SAITAMAをバックに撮ってみたり

寝転んでみたり

借りたボールでキックオフな感じを出してみたり、思う存分楽しみました。

ボールは借りたもので、
自分たちで撮影用に持ってきたものは
・ユニフォーム
・タオルマフラー
・花束
(彼からプレゼントにもらったものをドライフラワーにしたもの)
・Lフラッグ
くらいでした。ピッチ内への持ち込みもこれくらいなら大丈夫とのこと。

フォトプロップスやぬいぐるみとかを持って行ってもよさそうですね。

また追加料金を支払えばゴールポストを置くこともできるそうです。

途中、芝管理スタッフさんの粋な計らいで
スプリンクラー発動!
スプリンクラーを背に写真撮影ができる経験なんてなかなかなさそうです。

ピッチで一通り写真を撮り終え、次はピッチサイドと客席へ。

撮影時、代表戦が近かったため、ベンチのシートは青でした。

そしてベンチサイドから客席に上がりぐるりと周り北ゴール裏へ!!

いつもは真っ赤染まるゴール裏に、今日は赤が二つだけ

観客席へはLフラッグを持っていき、応援シーンを再現。また二人で過去の一緒に見てきた試合をしみじみ振り返る

また個人的に好きだったのが、この三菱重工様の看板の下
We are REDS!の文字が嬉しい

浦和レッズのエンブレムの入った階段でもばっちり撮ってもらいました!(脳内でアンセムが流れる)

ここまでで約1時間ちょっとくらい。
選手ロッカーに戻り、2つ目の衣装に着替えました。

2つ目の衣装は、デニム生地の着物にしました。
黒地のデニム着物×赤い帯でレッズカラーに。
コスチュームっぽさが写真撮りにちょうどいいのと、結婚式が和装一本だったので統一感をもたせるために選んでみました。

中に着ていたシャツとスニーカーはそのままで洋服とのミックスコーデにしたので着替えも楽にできました。

自分で言うのもなんだけど、ピッチの上で正座する人、なかなかいないと思います。
そして、日が傾いた埼スタもまた良かったです。

黒いデニム着物には、VIPシートが合いました。
白いドレスやタキシードでこの席に座るのも良さそうですね。

残りの時間は着物を脱いで、再びユニフォームコーデに。
ロッカーで遊んじゃいました。

自分たちで持ってきた歴代のユニフォームも飾ったり

戦術が書かれるであろうホワイトボードも自由に使わせてもらったり

なんちゃってマッサージも

そんなこんなで3時間を余すことなく楽しみ尽くし、撮影終了。

大満足の3時間

結果として、3時間で片付けも含めてかなりスタジアムを満喫できました!!
やりたいことや衣装によってはまた変わってくると思うのですが、しっかりした衣装で撮りたい人にも十分な時間だと思います。

一点だけ、失敗したなと思うのが帰り道。

行きは浦和美園駅のロータリーからタクシーで管理事務所前まですいすいっと行ってもらえたのですが、帰りがちょっと大変でした。

撮影は基本的に平日。たまたま終わった時間帯が、駅前待機のタクシーが出払ってしまったタイミングだったせいもあり、どこのタクシー会社にかけても迎車ができず、かの埼スタロードを日も落ちた寒空の中歩くことに。

荷物もそこそこあったので、先に呼んでおけばよかったとちょっと後悔しました。

でも、そんな後悔も些細なことと思えるほど
大満足の一日でした。

二人の思い出の聖地である埼スタでの撮影は本当に夢のようで、ウェディングフォトをきっかけにこの大好きな地を思う存分楽しみ味わい尽くせたのは、何者にも代え難い経験になりました。

みなさまも埼スタで特別な1日を過ごされてはいかがでしょうか?

Special Thanks
埼玉スタジアム2002
管理事務所の皆様
担当 N様

フォトグラファー
ともまつりか
Twitter @tm_mt_

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