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男性の育児休暇について。

ここのところ、女性活躍に纏わる勉強をしています。
備忘録、読書感想文的に。

天野 妙と小室淑恵さんの本。
その中で男性の育児休暇が取りづらい理由について、「キャリアに響く」というのがありました。
それって…女性と一緒じゃん!
女性がこれまで感じてきた矛盾やモヤモヤを、今男性が感じているんですね。
これは興味深い…

男性育休100%の有料企業の社長さんの話では、
「育児休暇を取らせるために、まずは残業を1秒単位で無くす努力をした。」
っておっしゃっていました。

”そこに居ることが仕事”となってしまっている日本の企業では、
時間通りに帰る=仕事しない奴
ってなっている場合が往々にしてあります。
その空気をまず、無くす。

その上で有給をきちんと消化させる。
残業デフォルトと同じように、理由がないと有給が取れないという会社、多いですよね…
有給なんだから、理由なんて何でも良いんです!
うちのスタッフも「この日は子供の学校が…」「この日は親の医者で…」などわざわざ理由を言ってきてくれます。
でも別に、理由なんて何でも良いのにね。
有給は権利なんだから、旅行であろうが、誕生日であろうが、むしろ理由なんて無かろうが休めば良い!

そんな日本で男性の育児休暇なんて夢の夢なのかもしれない…
だからまず、会社の雰囲気を変えることが第一歩かもしれません!

日本の雇用制度は、他国に比べてかなり充実しているって皆さんご存知でしょうか?
…てか、それを経営陣や運営者が知らないとダメなんだよな。
労務事務所の先生以外の担当者レベルも勉強不足の人が多いというのも感じます。(いや、古い労務事務所は先生も…)
私も、労務については相当勉強したけど、厚労省の作る制度、ややこしいんだよな😓
それに官僚が作る資料って、何であんなに難しいんだろう。
これじゃあ田舎のおじちゃん経営者は理解できないのもわかるわ。

とにかく、経営者や運営者にはおすすめの一冊!




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