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子どもが買ってきた漫画をつまみ読み気分で手に取ったがとても哲学的でよかった。ナポレオンの…
エピソードを読み、アルバムや曲を聞き直すと見えていなかった情景が新たに広がりそして深まる…
再読。初版の頃は私自身の母親も存命だったがその後にその死を経験。狼狽し慟哭する自分に驚い…
遠く色彩のぬけた海を背景に、工業地帯のコンビナート、貨物船が斜陽に広がった景色のような作…
記憶にないけど「読みたい本」として登録してあったので図書館で手に取った。読み切ってはみた…
初版で読んだので再読。森元孝氏から「貴方は実は田中角栄という人物がすきなのではないのです…
偏差値75級の高校から京大へ。高校と違って学んでいる実感があるという。それでも目から鼻へ抜けるのとは違ってちょっと天然気質なのが愛嬌。さて、2025年の紅白に三山ひろしは出演できるだろうか。
話題作で地元出身の作家、興味があり読んでみた。全体的に真夏の未明から早朝のような爽やかな…
子どもがろう児で日本手話が母語となるよう育ててきたので、ろう社会には多少の知識がある。ろ…
読了後、心が混沌としてなかなかまとまらない。「結局なところ」生きることはカオス。酸素の希…
「パッヘルヘブンのカノン」。 追いかけるように輪唱。家庭環境の違う二人の少女の物語が、そ…
もともと遅読な私ですが、さらにじっくりと時間をかけけて読みました。プロローグから胸が高ま…
70年のしめった夏が終わり、73年の乾いて冷めた秋にはなにも残っていない。想い出を遡ってもそ…
眠れない夜にふと思い出す遠い過去の友人に再会したような作品。全体にしめった夏の風のなかでぼやけたディティール、軟調なフォーカスで描写された酸味の強い恋愛世代の叙情詩だ。暗くなりかけた港湾で人気のない突堤の倉庫の石段でいつまでも海を眺めていたあの頃。月並みな表現だけれど青春群像。