【子育て応援】自信を育てるために必要な3つの考え方
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【自信を持つために必要な3つの考え方】
自信は行動の源であり、新しい環境への適応とチャレンジに欠かせない能力の一つです。
多くは幼少期の経験でこの自信が育っていることで、大人になってから人間関係や仕事など社会生活を円滑に送りやすくなります。
今回は、そんな自信の育て方を3つご紹介したいと思います。
子育て中の保護者の方や部下を持つ上司の方は必見です😊
自信を育てるために必要な3つの考え方
まず始めに、「自信」とは一体何者なのでしょう。定義を確認しておきたいと思います。
自信とは、自分の能力や価値を確信すること。自分の正しさを信じて疑わない心。 出典先:広辞苑
つまり、自信とは文字通り”自分自身を信じること”だと言えますね。
一方、心理学における”自信”は少し観点が違うようです。
自信とは、自己についての肯定的な評価のことを指す。出典先:心理学辞典
つまり、心理学的には、自信に”自分自身へのポジティブな評価”が含まれます。
この2つの定義から、自信は自分自身への前向きな評価を基にした自己への信頼感だと言えるでしょう。
この前提を踏まえた上で、自信を育てるための3つの考え方について説明します :idea:
1.自信は”他人から認められる”ことで得られる
まず1つ目に「自信は”他人から認められる”ことで得られる」ということです。
これは特に幼少期の子どもにとって重要なことになります。
まだまだ未熟な子どもたちは自分の行動や考えが正しいという万能感を持って生活しています。
しかし、生活する中で他人との間に欲求のぶつかり合いが発生し、時には譲られ時には我慢して少しずつ自己コントロール力や共感性などの社会的スキルを身につけていきます。
そうした中で、たとえ子どもたちが失敗したり、間違った選択をしたりしてもその決断や行動を認め、受け入れてみてください。
きっとケンカになり、親の手間が増え、親子共に感情を爆発させるかもしれません(もちろん、重大なケガや事故に繋がることにはストップをかけてもいい場合はあります)。
しかし、一見、誰にとっても不幸な結果に見える状況でも、その経験が大切なのです。
子どもたちは自分の意志や行為を周りの大人が尊重して見届けてくれたことに安心感を覚えます。
大人が気にかけてくれている、受け止めてくれている、そのことが子どもたちの行動の幅を広げ、失敗と成功を繰り返しながら徐々に自信を得てゆくのです :idea:
2.自信は”自分は他人と違っていると学ぶ”ことで育つ
続いて、2つ目に「自信は”自分は他人と違っていると学ぶ”ことで育つ」です。
子どもが集団生活を営むようになると、自分と他人の考え方や価値観の違いに触れる機会が増えます。
隣の席のAくんはポケモンが好きだけど、前の席のBくんはマリオが好きらしい。だけど、僕はドラクエが好き!
仲良しのCさんは感情豊かで羨ましいな。Dさんはあまり話さないけどクールで素敵。私は優しいってよく言われるけど、自分では分かんない。
このように他人の様々な個性の中に自分の身を置き比較することで、より”自分”という個性が明確に浮かび上がってきます。
ちょうど小学生くらいの年齢であれば、好きなことや興味のあることが同じ子同士が集まりやすく、自分たちだけの世界を持つようになります。
その中で、今までは家族の中で”認められていた”体験を、同年齢集団の中でも感じることができるようになります。
そして中学生・高校生くらいになると、各々でさらに関心事を広げていき、自分とは異なる考えや価値観を持った友達が増えてきます。
小学生の頃に同年齢集団の中で認められた経験をしていると、今度は中学生・高校生で自分と異なる個性を持った子たちを同じように”認め、認められる”ことができます。
すると、今まで”同じ”であることが受け入れらる条件だったことが、”違う”ことでも受け入れられるようになり、本当の意味であるがままの自分のことを受け入れてもらえるようになります。
この体験が、揺るぎない自分自身への自信へと繋がり、社会の一員になる素地が出来上がります。
つまり、自分は他人と違った個性を持っている一人の人間だと気づくことが自信を育てるために重要なポイントだと言えます :idea:
3.自信は”自分ができることとできないことを知る”ことで成長する
最後、3つ目に「自信は”自分ができることとできないことを知る”ことで成長する」です。
ここでは、自分の能力とその限界が分かることが大事になってきます。
「分かる」という言葉の語源は、「分ける」ことだそうです。
自分ができることとできないことを分けることが、自分を分かることに繋がります。
「自分を理解すること=自己理解」であり、この自己理解を深めることで自然と自信はついてゆくでしょう。
社会人になると、数多くの業務が存在し、それをその人の能力に合った量や難易度で振り分けることになります。
この時、自己理解が進んでいる人だと、自分の能力に見合った仕事を選択することができ、自分の能力以上の仕事はできないと判断することができます。
能力以上の仕事をこなそうとしても実力が伴わないため、結果的に仕事の効率を下げたり周囲の信頼を失ったりします。
自分の能力を知っていることで、この問題は予防することが可能で、闇雲に自信を失うことを防げます。
自分のこなせる仕事を着実にこなしていくことで自己有能感を高め、周囲からの信頼も獲得することができます。
つまり、自分にとって取り扱える問題なのか、それとも取り扱えない問題なのか判断をつけられると、無理なく進めることができるので、結果も得られやすく自信に繋がるでしょう :idea:
自信を育てた先にある未来とは・・・
では、実際に自信を育てることが人生においてどのように影響を及ぼすのか考えてみたいと思います。
早速答えを申し上げますと、自信がつくと”自分らしく生きられる”道が近づきます。
つまり、自分自身の人生を歩むことへと繋がるでしょう。
自信とは、最初に定義した通り「自分自身への前向きな評価を基にした自己への信頼感」です。
これは、自分の判断も考えも行動も価値観も生き方も”信頼”している状態であり、嘘偽りのない本当の意味で”自分らしく生きている”証拠だと思います。
よく過度に自信のある人がいますが、これは「自分を認めてもらう経験が不足していたり、他人を受け入れる機会が少なかったりしたため、空箱の状態の自信がまるで宝箱のように擬態したもの」だと思っていただけたら良いかなと思います。
その過度な自信の背景には、”自信のなさ”が隠れており、それを覆って見えないようにするために自信を大きくしているのだと理解できます。
この状態では、他人の目を気にして自由に行動できず、周りの視線や意見に振り回されてしまい、自分の人生を歩むことが困難になっていきます。
これまでお話した通り、小さい頃から自信を大切に養うことは長い人生で見たときに、より自分らしく生きていくための地盤となるでしょう。
まとめ
さて、本日は【自信を育てるために必要な3つの考え方】についてお話しました(*'ω'*)
成功したり成果を出したときに自信がつくもんだ
とよく言われますが、それも一理あると思います。
人はその成功体験の積み重ねで少しずつ自分の能力を確かなものとして認識するでしょう。
その前に、今回お伝えした”自信”は、人がその成功や結果を出すまでの過程に作用します。
もう少し詳しく説明すると、”自信”は行動を起こそうという気持ちや意欲に直結するのですが、その行動は、「安心、安全で生命が脅かされない状況」でしか起こりません。
この状況こそが、上記の3つの考え方の中でお伝えした、「自分が受け入れられ、他人も受け入れている」ということなのです。
この前提条件が揃った状態で起こした行動が成功や成果に繋がり、その積み重ねで”自信”をつけていくことになるのです。
そして自信を積み上げていった先にあるのは、「自分らしく生きられる人生」なのです :idea:
本日のお話は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございます :-D
今日も素敵な1日をお過ごしください。池さんでした(#^^#)
また明日お会いしましょう😊
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