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【保護者や上司必見】「褒めて伸ばす」が心理学的に理にかなっている4つの理由

こんにちは~池さんです(#^^#)

最近は隣駅に歩いて移動することで「運動した」気になっています(笑)

さて、今日のテーマはこちら!

「子どもや部下を褒めて伸ばすと良い本当の理由」

一般的に、他人を叱責したり罰を与えたりするよりも、褒めたり受け入れたりすることの方が効果的だと言われますよね。

それでは、具体的に褒めることのメリットとは何なのでしょうか?

以下、詳しく解説していきたいと思います。

1.自己肯定感が高まる

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1つ目の理由は、「自己肯定感が高まる」です。

簡単に言えば、「自信がつく」ということです

人は褒められると、自分を価値のある存在だと感じ、自分自身をより肯定的に捉える心理が働きます。

それは間接的に、その人自身のパフォーマンスを高めたり、新しいことにチャレンジしようという意欲を掻き立てます。

つまり、子どもや部下などに自信をつけさせたり、自分を肯定的に感じたりするよう心掛けることで、日頃の行動にポジティブな変化が見られるでしょう。

2.自己効力感を感じられる

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2つ目の理由は、「自己効力感を感じられる」です。

自己効力感とは、「自分が行為の主体であると確信していること、自分の行為について自分がきちんと統制しているという信念、自分が外部からの要請にきちんと対応しているという確信」です。 出典先:心理学辞典

つまり、自分で物事をしっかりコントロールできている感覚を持てている状態のことです。

褒めるという行為は、「あなたのやっていることは正しいよ」というメッセージになります。

一方、褒められた側は、「これでいいんだ」と安心する気持ちと同時に、自分で物事をしっかりこなせている感覚が得られます。

すると、もう少し難しいことをやってみようと思えたり、褒めた人の話に耳を傾けたり相互にとって良い影響が生まれることでしょう。

褒めることは結果的に人間関係を良好に保つ機能もあるため、お互いにとってメリットがありますね。

3.相手の期待に応えようとする

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3つ目の理由は、「相手の期待に応えようとする」です。

叱咤激励されたとき、その人の熱意に応えようと一生懸命努力した経験はありませんか?

例えば、学校の先生にテストの点数を褒められ、「次のテストも頑張ってね。あなたならきっとできるはずよ」と励まされ、実際に次のテストも高得点が取れた…なんて話があります。

これは、心理学用語で「ピグマリオン効果」と言います。

ピグマリオン効果とは、他人に対する期待が、その人の目的や目標を成就させるように機能することである。出典先:心理学辞典

上記の例で言えば、先生の”期待”が子どもの「次のテストも良い点数を取る」という目標を達成しようと働きかけたわけですね。

ただし、相手が努力して到達できるレベルに対して期待をかけることが大切です。

その期待が高すぎて到底こなせないものである場合、逆に無力感を抱いてしまうため注意が必要です。

4.無意識に目標を達成しようと努力する

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4つ目の理由は、「無意識に目標を達成しようと努力する」です。

上記で挙げた3つのポイントが揃えば、後は褒められた人が自分で目指す自己像を設定し、それに向けて無意識に近づこうと努力します。

これを、心理学用語で、「自己成就的予言」と言います。

自己成就的予言とは、このようになるのではないかといった予期が、無意識のうちに予期に適合した行動に人を向かわせ、結果として予言された状況を現実につくってしまうプロセスをさす。出典先:心理学辞典

これは、良くも悪くも自分の考えや思考が無意識に行動として現れ、思い描いていた結果へと自然と近づいていくということです。

上記のピグマリオン効果は、相手から期待されたことに起因しますが、この自己成就的予言は、自分の中で考えていることが起因となる点で違いがあります。

自己成就的予言の方が、本人の内側から湧き出る力強いパワーなので、多大な努力量や高いモチベーション等にも繋がりやすいと言えます。

「自分はヒーローになるんだ!」と思い込むことが120%の力を発揮できるということですね😊

相手を褒める時のポイント

では、続いて相手を褒めるときに気を付けたい点をお話していこうかと思います。

ただ闇雲に褒めるのではなく、以下で述べるポイントを押さえるとされに効果が高まりますので、ご紹介します。

結果ではなく過程をほめる

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まず1つ目は、「結果ではなく過程を褒める」です。

多くの人が、仕事の成果や子どものテストの点数などの”結果”を褒めていると思います。

結果を褒めるということは、暗に「売り上げ目標を超えたから」「点数が100点だったから」という条件付きで褒められたと相手に思わせてしまう原因になります。

逆に、その結果が伴わなければ褒められないと学習し、相手にプレッシャーを与えることにもなります。

それよりも「売り上げを出すために色々な資料を読み漁って頑張っていた」「苦手な単元でも何回も繰り返し勉強していてすごい」という”無条件で”褒められた方が、自己効力感を感じやすいのです。

つまり、条件付きの”褒める”より、無条件の”褒める”の方が褒められた側の受け取り方に違いがあると言えます。

具体的な行動を褒める

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2つ目のポイントは、「具体的な行動を褒める」です。

例えば、

「今日は縄跳び頑張っててえらかったね」
「今日は縄跳び自分で決めた10回飛んでえらかったね」

だと少し受け取る印象が違うと思います。

自分がどこに褒められているのかが明確に分かる方がその後の行動を変化させやすいでしょう。(この場合だと、「じゃあ次は20回飛んでみよう」と思える)

逆に、外見や才能などを褒めることには慎重になった方が良いでしょう。

なぜなら、行動はその人の努力次第で変えられる部分が多いですが、外見や才能はその人の努力では変えられない部分が多いからです。

変えられないということは、自己効力感を感じにくくなるということです。

つまり、そこを褒められてもその人ではどうにもできないため、褒められることへの効果が薄れてしまいます。

変化や成長を褒める

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3つ目は、「変化や成長を褒める」です。

これは1つ目の「結果ではなく過程を褒める」と少し似ていますが、ポイントは、

・相手のポジティブな面を強調して褒める

という点が違います。

相手がどんな過程を経て、どう変わっていったかという点を肯定的に捉えてあげることが大切です。

それを相手と一緒に振り返ることで、自分自身の強みや得意が浮き彫りになることもあるでしょう。

それが結果的に、自己肯定感や自己効力感を高め、良好な人間関係を構築することに繋がります。

まとめ

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今回は、心理学の視点から”褒めること”へのメリットを紹介しました。

相手を褒めるためには、褒める側も心のゆとりが必要ですし、相手の良い点にも目がいくため、”褒める側”にも少なくないメリットがあると言えるでしょう。

ただ、相手の承認欲求や自己愛を満たすための”褒め”や、嘘偽りの混じった表面的な”褒め”は効果的ではないばかりか相手に誤解が生じたり、不信感を抱かれたりして相手との関係性が悪化することもあるので注意が必要です。

褒めることの一番の利点は、「相手の主体性・自発性が育ち、次の望ましい行動に繋がる」ところだと思います。

普段何気なく褒めている人にとって、今後は少し意識して褒めてみると良いでしょう。


本日のお話は以上になります。

では、今日も素晴らしい1日をお過ごしください。池さんでした(#^^#)

明日またお会いしましょう😊

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