青空と芝生
晴れた日に芝生へ出かけるのが気持ちいい。
今は気温もちょうどいい。日差しは暖かく、木陰に入ると風が程よく涼しい。
靴を脱いで、裸足で大地を踏みしめる。
私と大地が、がっちり握手するように繋がって、やり取りをする。
もう不要になったものが私の中から流れ出て、自然のリズムと同調する。
芝生の上で、しばらく静かに座っているのが好きだ。風の匂いを感じられるから。
風が吹いてくるのは、本当に気持ちがいい。
肌で感じる感覚も、匂いも、とても心地良くて、ずっと感じていたいと思う。
文章を書くのも、青空の下で風に吹かれて書くのが気持ちいいな。
芝生の上で座ったあとは、木のところへ行く。毎回、その時気になった木のところへ行ってみる。
おはようとか、こんにちはとか声をかけて、それから後は、また静かにしている。
意識を合わせているような、無でいるような感覚で、静かにしているのが落ち着く。
自然と心も体も緩んでいる。
私はこんな時間が好きだ。