#11司会の流儀:夢を描くお手伝いさんであれ
おすおす!夢ラボ所長のTomooです!最近、ぼくは司会のお仕事をいただくことが、本当に多くなりました。なんどもやっているうちに、司会者という仕事にやりがいを感じるようになりました。気が付いたのは、司会者は「夢を描くお手伝いさん」であるということ。今日は、「夢のレシピ」はちょっとおやすみ。ぼくの考える司会者のお仕事について描いていきます!
▼司会業との出会い
ぼくはこれまで、学校の教員として授業をする他に何千人という人の前でお話をさせていただいてきました。
その多くは、講師としての仕事です。
自分のやってきたことを、多くの方に伝えていく。
これがメインでした。
そのうち、ワークショップの仕事も入るようになってきました。
そう、もう一方通行にトークで伝えるだけでなく、体験型の研修会の講師を務めるようにったのです。
お客さんは、大人の方もいるし、小さいお子さんもたくさんいました。
そんなぼくに、舞い込んできたのが
イベントの司会業でした。
▼司会なんて誰でもできるじゃん
当初ぼくは、こんなことを思っていました。
司会って、ただの進行役でしょ?
誰がやっても同じじゃない?
ただ、ぼくに初めて依頼をしてくださった方は、
ぼくの場の雰囲気の感じ方や盛り上げ方。
そして、空気の作り出し方。
そんな能力を見てくださったようなのでした。
ぼくは、驚きました。
誰がやっても同じ。
そう考えていた司会のことをちょっと考えてみることにしたのです。
▼理想の司会者は、みんなにポイントを入れる人
司会者には
ぼくが尊敬する司会者は
くりぃむしちゅーの上田さんです。
あの切り返し。
ツッコミ。
だれも嫌な思いをしないで笑いをとって。
出演者に確実にポイントを入れていく。
上田さんの妙技にいつも心を奪われています。
▼司会の流儀
流儀なんていうととってもおおげさで嫌なのですが、
場数を踏ませていただくうちに
なんか自分なりの美学のようなものを感じるようになってきました。
①司会者は、夢を叶えるお手伝いさん
【司会者は、夢を叶えるお手伝いさん】
司会業をよくするようになって、司会者は、主催者と参加者の夢を大きくする役割があると感じた。主催者は目的がある。参加者は夢を抱いてやってくる。双方を応援し、つなぎ、高めるのがMC。
ぼくがまずやることは、主催者の意図を汲むことです。
どんな思いで、このイベントはつくられているのか。
主催者からヒアリングをすることもあれば、イベントのタイトルとか、告知文とかデザインとか、そんなところをすみずみまで観察します。
司会者は、そんな主催者の思いを形にするお手伝いができるポジションなのです。
一方で、参加者もまた、何かしらの夢を描きながら会場へやってきます。
自分の抱いている悩みを解消したいとか。
もっと能力を高めて、いいものをつくりたいとか。
そんな参加者のニーズをとらえるのも、司会者の仕事なのです。
②登壇者の思いに花を添える
【司会者の仕事は、商品の横流しではなく、登壇者の思いに花を添えること】
司会者は、自分自身が何かを発表するわけではない。プログラムを円滑に進行することが仕事の1つ。しかし、登壇者の思いを応援し、参加者に気持ちよく受け取っていただく事を忘れてはいけない。
司会者は誰がやっても同じ。
これは、ぼくの中に、司会者は「商品の横流し」が仕事だという思いがあったからです。
でもそうではありません。
登壇者の思いをよく感じ取り、それを参加者がちゃんと受け取ったかを観察するのです。
ちょっと受け取りづらかったかな?と思ったら、登壇者の思いに花を添えて、より受け取りやすくするのです。
③空白を埋める
【司会者は空白を埋める】
様々なタイプの司会者がいる。しかし、共通していい司会者だなと感じるのは、会の空白を埋められる人。プログラムのぶつ切り進行は、参加者との間に空白を作る。プログラムの間の空白を埋める進行は、参加者の思いを感じとることで可能となる。
④司会者は登壇者の夢を聞き出す
【司会者は登壇者の夢を聞き出す】
登壇者の発表が終わった時の司会者の役割はなんだろう。主に3つの仕事があると考えている。
①登壇者への感謝と賞賛と感想
②会場の参加者からの声を集める
③登壇者へ一歩本質に迫る質問をする
特に最後は、登壇者が心から大切にしていることを参加者へ届ける。
登壇者は、精一杯パフォーマンスをする。
そんな雰囲気をつくるのも司会者の仕事。
でも、全て伝えきれないことだって当然ある。
本当の思い。
経験から感じたこと。
それを引き出すのも、司会者の役割。
⑤司会者は意見を持っていい
【司会者は意見を持っていていい】
よく、進行係は中立を保つことが大切。なんて言われるけれど、そうではない。誰よりも、主催者の願いを感じ取り、誰よりもそのイベントに興奮し熱狂し。誰よりも参加者全体をよく眺める。自分の感じた熱が会場を盛り上げるスパイスになる。
⑥司会者の評価
【司会者の評価】
司会者は、アンケートにはめったに名前は出ない。けれど、イベント全体への満足度が高ければ、それは司会者への評価だったと言っても良いだろう。そして、仕事がまた舞い込んでくれば、司会者としての役割を果たしあげたと言っても良いと思う。
▼司会へのやりがい
最近、司会業にやりがいを感じるようになりました。
イベントは、様々なプログラムが重なり合ってできています。
主催者、登壇者、参加者、そして司会者。
みんなばらばらなんだけど、この空間を共有しているという感覚。
これがとても心地よいのです。
司会は、自分の持っているものを全て使うような仕事です。
そして、イベントの中にたった一人しかいない存在。
野球のキャッチャーのようなポジションだなと感じます。
司会のお仕事の依頼など、待ってます!
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