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#6 全てのかぞくが希望に向かうことができる


おすおす!

いよいよ、最終話となりました。


この「かぞくをまなぶ」マガジンは、ぼくのかぞく経験の中から生み出されているものです。

このマガジンを執筆中にぼくの中に起こった変化がありました。
少し、紹介をさせていただきます。

ぼくは、父が苦手でした。
それは、ぼくの進路選択のタイミングに現れて、
必ずと言っていいほど、否定をしてきたからです。

否定というのは、ぼくがそう捉えていただけで、
父はそうではなかったのかもしれませんが。

高校受験、大学受験、そして、就職に際しても、
父の見る世界の常識を押し付けられているようで、
苦しかった時期がありました。

エネルギーがちがう。
だから、ぼくは、父に相談をしなくなっていったのでした。

さて、このマガジンを執筆中に、
これまででは考えられないような変化がありました。

ぼくは、東京都から、高知県へ移住をしたのです。
そこで、地域おこし協力隊として活動することを決意したのですが、
父から、地域おこしの成功している方の新聞記事と「がんばって!」のメッセージが届いたのです。

34年間生きてきて、「がんばって」とメッセージをいただいたのは、はじめてのことでした。

なぜ、このようなメッセージが届いたのでしょうか。
これは、ぼくが、このマガジンを書き始めたからこそだと思っています。

思ったことは、現実になる。
そう感じ始めて、もうずいぶん長い時間が経ちました。

最初、ぼくはいつも人の縁に恵まれているなぁと思ったところから始まりました。

母からは、「そういう星のもとに生まれたんだねー」という話をいただいておりました。

ずいぶん長い間、ぼくは、その言葉を大切に信じていました。

そして、外を出歩けば、必ず出遇いたい人と出遇えるはずだと思っていました。

職場でも、プライベートでも。

ぼくの周りには、心からすてきだーって思える人が集まっていたのです。
この記事を読んでくださっているあなたもその一人です。

「星のもと」説を唱えた母とのエピソードにこんなことがありました。

弟の結婚式で、ハワイに行ったときのことでした。

ぼくも母も、とくにリゾート地には興味がありません。笑

いぇーい、海だー!

というようなことはないのです。

ハワイでショッピングがしたい欲も皆無でした。

ただ、結婚式があるからハワイに行く。

そんな用事がなければ、きっと行かなかった場所です。

ぼくが、そのとき興味をもっていたのは、
ハワイの格差でした。

こんなもすごいリゾート地なのに、
今日の寝床すらもない人たちが見受けられたのです。

たしかに、水なんかは、当時、日本の1.5倍くらいの値段でした。
また、治安も決していいとは言えないのです。

歩いていたら、あやしいクスリをすすめられることもしばしば。

このハワイという場所で一体何が起こっているのか。
ぼくは、知りたいなぁと思いました。

そして、母に、ハワイのチャイナタウンへ行きたいと伝えました。

ハワイに到着して、翌日のことだったでしょうか。

チャイナタウンを目指して、とにかく西へ歩いていると、
日本人のお父さんとお嬢さんに遇いました。

聞くと、そちらの方に住んでいるということで、急に車でガイドをしていただけることになったのです。

あっという間にチャイナタウンに到着しました。

というようなことで、今回の話で重要なのはここまでです。

とにかく、外に出れば、誰かがよくしてくださることが多かったのです。



教員となって11年間さまざまに取材を受けることが多くなりました。

取材の内容は、授業の実践や、教育への考え方などが多かったのですが、
この業界もシフトをしてきました。

教員一人ひとりのパーソナリティを紐解こうとする波が流れ始めてきたのです。

なぜ、この先生は、こんな独創的な時間を生み出すんだろうか。

なぜ、この先生は、こんなにも学び続けられるんだろうか。

教員一人ひとりをフィーチャーする動きが強くなっていったのです。

ぼくも、その中で、
「なぜ、そんなにも人のご縁に恵まれるのですか?」
と話をふられたこともしばしばありました。

そのとき、ぼくは、こう答えていました。

最初の原点は、水泳でした。

水泳は、いろいろなことに結びつく、コアのような活動です。

ダイビング、ドルフィンスイミング、海のキャンプ、オープンウォータースイミング、トライアスロン、ライフセービング。

活動から人との出遇いは拡がっていきました。

これは、確かに真実ではあるのです。

ただ、問いかけて下さった方は、もっともっと奥のことを知りたかったんだろうと
ぼくは感じていました。

だって、同じように水泳をしている人の中にもいろいろな境遇がありますものね。

なぜ、ぼくのような状況がつくられていったのかを知りたいということだったのでしょう。

うまく言語化できていない自分をそのときはもどかしく思っていたものです。

今になって、あらためてその問いのことを考えています。

ぼくは、当然出遇えるとずっと思ってきた。

これが答えです。

だから、ぼくは、誘いがあればできる限り外へ出ようとしてきました。
必ず、自分にとってすてきな出遇いがあるからです。

正確に言えば、そう思える自分がいるからです。

ぼくは、このマガジンを通じて、
全てのかぞくが希望に満ち満ちて、幸せであれたらという祈りを持って
毎回執筆をさせていただきました。

このマガジンを受け取ってくださった方の中には、
何か自分のかぞくの暮らしについて気づいていただける方がいると信じているからです。


何か気づきを起こしてくださる方がいると
すでに知っているのです。

ぼくもまた、このマガジンを書きながら、さまざまに気づくことがあります。

そうして、かぞくへの思いこみや考え方を少しずつ変えていきました。

すると、いつのまにか、父から冒頭のようなメッセージが届くようにもなったのです。


申し遅れました。

ぼくは、「ともあん」と言います。

このマガジンを手にとっていただけてとてもうれしいです。

「暮らしづくり・心づくり・夢づくり」をテーマにがんばるみんなが羽根を休められる場所をつくろうとしています。

そのために現在は、親子コーチングマスターインストラクターとしてコーチング講座を届けたり・薬膳師として心身ともに整える活動をしています。

こちらのマガジンや記事をご購入いただいた売上金は、実現の運営資金として役立たせていただきます。

さて、このマガジンは、「ともあん」が小学校教員を11年間勤めてきて、感じたエッセンスを詰め込んでいます。

なぜ、今かぞくをまなぶのかについては、こちらをご覧くださいませ。

さて、今日はもうこのあたりから有料ゾーンにしてしまいます。
ご愛読くださっている皆様に、心を込めてお届けさせていただきます。


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