不登校が僕たちに教えてくれた生き方
不登校といっても、その理由はそれぞれ。『学校に行かなくてもいい』(小幡和輝)を読んで、こんな生き方があるのか!!と新鮮で目から鱗でした。僕たちは、「不登校」から学ぶことがあるんじゃないか・・・
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こんなことが書いてあります。
・不登校の理由は人それぞれだよ
・学び方、学ぶことは選べることが大切。不登校は、学びたくないわけじゃないのだから。
・不登校の子たちは、環境や機会を与えてほしいとおもっている。人もいる。
▷不登校の理由は人それぞれ
著者の小幡和輝さんは、
小学2年生の時に、
3-5=−2だよ
と言ったことがきっかけで、不登校になってしまった。
えーっ!って感じ。
周りの子たちは、みんなぽかんとしちゃった。
なんだよマイナスって。
頭が良すぎた2年生。
それが学校って嫌だなぁって思い始めたきっかけだったそうな。
ぼくは、不登校って、いじめが原因が多いのかなぁって思ったんだけど、
実はそうじゃないみたい。
ぼくが、まじか!って思ったのは「学校に行く意味がわからない」というもの。
・学校に行くと、自分の勉強したいことができない。
・がんばって勉強をしても、先に進むと怒られる。
・自由時間と言われても、席から立っちゃだめと言われる。
えーって感じ。
でもね、わかるんですよ。
先生がそうしちゃう気持ちも。
ぼくは、小学校で11年教員をしているから。
それを言ってしまいたくなるときてやっぱりある。
最近は、学校はね、
・子どもたちに好きなことを学べる余地を与えよう
・一人ひとりの進度にあわせた指導をしよう
ってがんばってはいるよ。
ただ、子どもたちは、「今」が大事だからね。
学校の改革を待ってなんていられない。
ここにいたら大変なことになっちゃうと思ったら。
学校を行かないって選択肢をとるのもなんだか頷けてしまうんだぁ。
▷学びたくないわけじゃぁない
本当だったら学校で学べたらいなぁ。
って思っている子もいるんです。
だけど、行ったら自分が危ない。
そう思ってさ、学校に行かない。
学校に行かずに、自分で自分の好きなことを学んだり、資格をとったり。
そして、また学校へ行きたいと思ったら、復学をする。
本の中では、フリーラーニングって言われていた。
フリーターって言葉があるんだから、フリーラーナーって言葉があってもいいよね。確かになぁ。
なんだか、不登校の子たちが、生き方を教えてくれている気がしたんだ。
▷どんな関わり方をしてほしいのだろう?
お家の人に申し訳ないなぁとか。
本当は、行った方がいいよなぁとか。
いろんなことを思っているのだそう。
なんだけど、自分を大切にするために行かない選択肢をした。
周りの大人には何ができるのかなぁ。
本の中には、環境や機会を与えてほしい。
選ぶ機会を与えてほしいということが書いてあった。
子どもは、違和感を感じながらも、自分でなんともすることができないこともある。
美術館で、あなたの好きな画家の展覧会があるよ。
オンラインで、興味ありそうなイベントがあるよ。
そんなきっかけをもらえれば、嬉しいんだって。
たださ、周りの大人はどうしても心配をしちゃうよね。
その子を想うからこそね。^^
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