蓋をしたい感情と墓とかの話
母の頬を打ちたい、父が座るちゃぶ台を蹴り上げたい。
ふと、そういう気持ちが疼いて、どうしたらいいかわからない。
とりあえず蓋をする、そうやって時間だけを過ごしていく。
いかん。
色々想いふけった結果、私はあの家に兄の骨壷が未だあって、墓がないことに、そこはかとなく苛立っている気がしてきた。
最初のうちは、子供を亡くした親心を思えば仕方ないと思っていたけれど。だんだんと。
個人的に、子供の命は、その子自身のものであって、親のものではないと思っている。(本当に子供のうちで家