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恋愛依存とは
こんにちは、破天荒ちゃんです。
・いつも恋人ができても愛されているか不安で仕方がない。こんなことならいっそ誰とも付き合わないほうがラク。
・恋人が出来ても束縛されているように感じて面倒くさくなってしまう。相手の気持ちにいつも応えたいとは思えず、一人になりたい気持ちが強烈に湧き上がってくるときがある。
このように誰と付き合っても同じような思考パターンが現れるのは、自分の愛情タイプが原因です。
この愛情タイプというのは赤ちゃんのときに両親からの愛情表現により形成されるもので、大きく以下の3つの種類に分けられます。
不安型
相手と親密になりたい気持ちが強い
恋愛をすると相手のことばかり考えるようになってしまう。
相手の反応に一喜一憂してしまう
安定型
相手と親密になることは自然なことだと感じている
相手の反応がいつもと違うことがあっても不安にならない
回避型
相手と親密になるのを避けたい
付き合うと束縛されているような気持ちになって息がつまる
一般的にはこの3つのパターンが代表的で、恋愛依存と呼ばれる人はこの「不安型」か「回避型」、もしくはこの2つのどちらの特性も兼ね備えたハイブリッド型に当てはまります。
「親からの愛情表現が原因か…じゃあもうどうしようもないじゃん。過去は変えられないのだから。」
そう思ったあなたも大丈夫です。
大人になってからでも過去の自分を癒やす方法はあります。
今日は恋愛依存の本質と解決方法のヒントになるような内容を書いていきたいと思います。
親の影が色濃く映る恋愛依存の深層心理
上記で自分の愛情タイプは親からの愛情表現により形成されると書きましたが、親との関係性を通してもまた恋愛依存に陥りやすい考え方が形成されていきます。
それは「自分の人生も他人になんとかしてほしい」という考えです。
これは特に不安型の人に多いのではないでしょうか。
不安型の人がこの考え方に至る原因は、親が過干渉だったり親に認めてもらった経験が少ないためです。
なにかを頑張っても「もっと◯◯したらよかったじゃない」「1位じゃなかったんだね」と言われたり「◯◯しなさいって言ったでしょ!」「◯◯すべきなのにどうしてできないの!」と言われたり。
「自分で決めていくら頑張っても、結局は親に従っておくのが正解なのか。じゃあもう自分で考えて自分で決めて頑張るのは辞めにしよう」
幼いあなたは、親との関係性の中でじわじわと自分に対する期待をしなくなっていく経験をしているはずなのです。
逆に回避型の人は親からの関心を示されない経験や家族が苦悩する姿を見ているはずです。
話を聞いてもらいたくて一生懸命親に語りかけても、いつもどこか上の空。「ふーん、よかったね」で済まされたり、他の家族が苦労している姿(例えば父親が母親を殴る姿や貧しくて親を支えないといけない状況など)を見て育ったり。
どちらもとてつもない怒りを抱えながら、心のどこかで「自分は幸せになってはいけない」という思いを抱えています。
受け入れられたという感覚が不足していたり、「自分はここにいてはいけない
のではないか」と自分の存在そのものに対して疑念を持っています。
こうして親の愛情表現や親子間でなされたコミュニケーションがベースになって今のあなたの恋愛タイプが形成されています。
過去の呪縛を乗り越える
親との関係性が原因とわかっただけでも大きな進歩だと思いませんか?少なくとも私はそう感じました。
同時に「とはいえ原因はわかったものの、長い間蓄積されたものなのだからもう変えられないのでは」と不安に思う人もいるでしょう。
それもすごくわかります。
それではここで捉え方を変えてみましょう。
「もしも、自分がこの世に生まれるときになにかミッションを持って生まれてきたとしたら?親子間の辛い経験や恋愛がうまくいかない経験を通してそのミッションを思い出し、達成するための過程だとしたら自分の未来にどう繋げていきますか?」
急にスピリチュアルとかSFっぽい話?とびっくりする人もいるかもしれません。
でも「もしも◯◯だとしたら」という考え方はこれまでの自分とは違う戦略を取るときにすごく有効なのです。
今までの自分ではそうだと思えなかったことが、「もしも◯◯だったら」と仮定することで違う視点で捉えることができませんか。
捉え方を変えられない人は意外と多いです。そうすると同じところで何度もグルグルすることになります。
「自分がこんなふうになったのは親のせいだ!」「過去の恋人が私を永遠に苦しめるんだ!」
と過去の傷を振り返り何度もかさぶたを剥がしては傷を新鮮なものとして捉え直し、また傷ついている。
でも自分自身でも薄々気付いていると思いますが、その選択をしているのは他でもない自分です。
その時間が必要なのはわかります。傷を癒やすための時間はもちろん必要ですから。
でも一通りその傷と向かいあって、次の自分に進もうと思ったときは、上記に書いた通り捉え方を変えてみてほしいのです。
そうやって過去の呪縛を乗り越えていく方向に目線を変えていくと、それに伴って必ず現実も変わってきます。
捉え方を変えるだけでは変われるか不安だ、と思う人はこちらのnoteに過去の自分を癒やすワークも書いていますのでぜひ参考にしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今日は恋愛依存とは?について書いてみました。
強弱はあれど、人間みんななにかしらに依存しながら生きているものです。
恋愛依存に陥っている人はたまたま自分の依存先が恋愛で発露しているだけで、別のものに依存している人もたくさんいるものです。
「こんなに恋愛で悩むなんて、私ちょっとおかしいのかな」
「恋愛に振り回されるなんてバカバカしいってわかってるのに‥」
なんて思い悩む必要はありません。
私自身恋愛で悩む期間が長かったために「自分がおかしいのだろうか」とよく自問自答していましたが、他にも同じように思い悩む人がいたり、テーマは違えど同じような深さで苦悩していたり。
でも他人のそういった側面ってあまり見えないですよね。
みんな悩みをうまく隠して生きているので、自分だけ悩んでいるように感じがちですが、そんなことはないのです。
そう思えたら、周りのことは気にせず自分に集中しようと思えるようになりました。
ちょっとずつ自分と向き合って、どう生きたいのか、本当に手に入れたいものは何かを考えていく時間を作ってあげてくださいね。
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最後まで読んでくださりありがとうございました♡
少しでも皆様にとってよりよい人生の手助けになれたら幸いです。
では、また。