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人を信頼する方法

こんにちは、破天荒ちゃんです。

「どうやって人を信頼するのか」「どうしたら人を愛せるのか」
こうした方法って学校の授業では教わらないですよね。
親や周りの友達からの人付き合いから徐々に学んでいくもの、という人もいるかもしれません。
でも、必ずしも良い親子関係や人間関係ばかりじゃないときに、人を信頼することをどうやって学べば良いのでしょうか。

今日はそんな疑問のヒントになるような内容にしていけたらと思います。

そもそも人を信頼するって何?

「人を信頼する」と一言で言ってもどういうことでしょうか。
背中を預けても大丈夫という感覚?
この人は絶対に裏切らないという安心感?
上げたらキリがないですが、思い浮かぶのは具体的な場面というよりもやや感覚的なものですよね。

「この人とだったら大丈夫」
「受け入れてもらえている感覚がする」

このように他の人に持つ感覚は実は自分の意識下が投影されている場合があります。
投影の話はこちらの記事でもさせていただきました。

信頼関係もこの考え方が出来ると思います。
「いつも人のことがどこか信頼できない。」
「自分は人に恵まれていない。」

そう思うことが多い人は、まずは自分との信頼関係を再構築することを考えてみてはいかがでしょうか。

自分との信頼関係

自分との信頼関係って築けていますか?
「バッチリ!」
「全然だめ。自分のことなんて全く信頼できない」
このようにはっきり分かる人もいるでしょうが、中には「そんな質問されてもどっちかなんてはっきりわからない」
そう思う人もいるのではないでしょうか。
そんな人は以下の質問に対して頭の中で答えてみてください。

「次の3ヶ月間、自分の人生を変えるための目標を立てるとしたら、どんなことを目標にしますか?具体的に数字やYes/Noで達成できたかがわかる目標を立ててください。」

しっかり考えて、できれば紙に書き出してみると良いでしょう。
このときに数字やYes/Noで判別できる目標を立てることに抵抗感を感じる人は自分との信頼関係が希薄かもしれません。

人の判断にはすべて理由があります。

Yes/Noで判別できたり数字で判断できる目標を立てたがらない人の心の奥底にある思いは「できない自分に直面したくない。」ということ。

自分との信頼関係が充分に構築出来ていないという人はまずは以下の2つを試してみてください。

1.過去、達成してきたものを思い浮かべる
自分の中で頑張って達成できたものが必ずあるはずです。
どれだけ子どもの頃に遡ってもかまいません。
自分なりに頑張って結果が出て、誇らしい気持ちになった経験としてどんなことがありますか?
必ず誰にでもなにかあるはずです。
「何もない」という人は、「なにもないと思い込むことによって守っている何かがある」と考えてみてください。
自分を否定することで守っているものがあるはずです。

過去達成してきたものが思いついたら、そのときの感覚を存分に味わってみてください。
どんな空間で、どんな音や匂いがしているでしょうか。
周りには人はいますか。いるとしたら、どんな表情をしていますか。
そして、そのときあなたはどんな気持ちを感じていますか。
体の中で何か感じるものはあるでしょうか。その感覚を大切にしてください。

2.小さな達成経験を積んでいく
 1.で感じた達成感を持って、ちょっとした達成経験を積んでみましょう。
理想は3ヶ月が良いです。
数字で測れたりYes/Noで達成状況が判定できるものが良いです。
カレー3kg食べられるようになるとか、50m走を6秒台にする、とかでも良いですし、彼氏を作る、ウエストまわりマイナス3cmとかでも良いです。
ただ、いきなり3ヶ月は難しいという場合は1週間、1ヶ月など達成期間を細切れにしても問題ありません。
とにかく目標に向けて行動をして、達成できる経験が大切です。
ベストは達成することですが、達成できなかったとしても目標に向けて行動し、達成のために試行錯誤する経験が自分との信頼関係を構築してくれます。
「自分は自分との約束を守るために努力できる人間なんだ」
そう思えるために必要なのが、この目標を追うという経験です。

ほんの少し勇気を出して「信頼してみる」

自分との信頼関係が構築できると何が起こるでしょうか。
人を信頼する勇気が湧いてきます。
自分との信頼関係がないと、人を信じて裏切られたら、もう誰もいない。
だから怖いんですよね。

でも、自分との信頼関係ができていると、人を信じて裏切られたとしても、自分は自分のことを信じられているからあまり怖くない。
たしかに裏切られたら傷つくこともあります。
でも、「この人はまだ自分には見えないところで葛藤があるんだ」と、自分から見えない側面も想像するとどうでしょうか。
すべての人を許しましょう、とは言いません。でも、少し歩み寄って見てあげる余地は生まれるのではないかと思います。

信頼して自ら人に身を預けてみる。そうすると、これまで見えなかった相手のいろんな側面が見えるようになってきますし、人の優しさにも気付くことができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

人を信頼するにはまず、自分との信頼関係を築くこと。
そのうえで、人を信頼しようと自分から働きかけること。
この2つです。

私自身、人を信頼することがなかなかできずにいました。
「信じて裏切られたら怖い。ひどいことを言われたらどうしよう。」
そうやって、人を信じることから逃げていました。

でも、出会う人の中には出会ったばかりでも全力で人を信じて応援してくれて、困ったときには力を貸してくれる人もいるんです。
そうした人たちは皆もれなく魅力的で美しく、人生を心から楽しんでいることが伝わってきます。
人一倍、人生の楽しさも辛さも心で感じて、生きている実感を感じられる人生。
モノクロに見える世界よりも極彩色の世界を生きる人たちは、どんな世界を見ているのか気になりませんか。
その魅力的な世界は、ほんの少し勇気を出すだけであなたにも見える世界だとしたら、「ちょっと見てみようかな」という気持ちになりませんか。

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最後まで読んでくださりありがとうございました♡

少しでも皆様にとってよりよい人生の手助けになれたら幸いです。

では、また。

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