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【効果的な訪問リハビリ】依存しやすい利用者さんの特徴と関わり方!
訪問リハビリの利用者さんは、様々な理由により生活上の困難さが生じ、家族などの介助者からの援助に頼りながら生活しています。
また、病気による体調不良や障害による体の不自由さがあると、精神的に弱ってしまうことが多いです。
人間は、弱っている時には誰かに頼りたくなるものです(例えば、恋人と別れた後にそばにいてくれた人と恋仲になる など)。
このように、様々な人から支援を受けながら生活を続けており、精神的に弱っている訪問リハビリの利用者さんの多くは、徐々に人に頼りすぎてしまう状態=”依存”しやすくなると考えます。
この”依存”しやすい利用者さんには様々な特徴があるため、「自立」に向けてリハビリを進めることが難しい場合が多々あります。
そこで今回は、依存しやすい利用者さんの特徴と関わり方について紹介します!!!
依存しやすい利用者さんの特徴
依存しやすい利用者さんは、自分自身の生活の方針、生き方を他者に任せがちになっています。
具体的には、以下の3つの特徴があると考えます。
1)自分の現状に向き合えていない。
2)自信がない。
3)人生のゴールがない。
上記の特徴に対してセラピストが関わり、「自立」に向けてリハビリを進めることが重要になると思います。
関わり方のポイントについて以下に紹介します。
1)自分の現状に向き合えていない。
依存しやすい利用者さんは、家族などの介助者からの手伝ってもらいながら生活しているうちに、自力でやってみる機会が減っていきます。
一度、手伝ってもらったことは、自覚的に「できそう」と感じなければ挑戦することなく、時間が過ぎてしまいます。
この「できそう」と感じるためには、利用者さん自身が現状に向きあう必要があります。
そのためには、セラピストが利用者さんの課題や強みを伝えるだけでなく、モチベーションや満足感を高めるための声かけが大事になります。
精神的に安定することが、現状に向き合うきっかけになると考えます。
モチベーションや満足感を高めるコミュニケーションについて、詳しく知りたい方は以下の記事を読んでほしいです。
2)自信がない。
利用者さんの自信がなくなっていると、自分自身で考えて行動することに不安を感じてしまい、介助者に依存してしまうと考えられます。
そのため、訪問リハビリでは、利用者さんに自信を持ってもらう関わりが良いと思います。
自信を持ってもらうためには、ややきつい運動を継続できた実績や困難になった生活動作に挑戦した時の成功体験が必要になります。
運動を継続する時のポイントや困難になった生活動作への挑戦を促すポイントについては、以下の記事を詳しく解説しているので読んでほしいです。
3)人生のゴールがない。
依存しやすい利用者さんは、自分自身で考えた人生のゴールがなく、家族の言われた通りの生活をしたり、セラピストの言われた通りのリハビリを行う傾向があると考えます。
そのため、利用者さん自身の夢や希望、本質的なニーズについてセラピストが聞き出してあげる必要があります。
利用者さんの夢や希望、本質的なニーズを聞きだすポイントについては、以下の記事で解説しているので読んでほしいです。
まとめ
今回は、訪問リハビリにおける依存しやすい利用者さんの特徴と関わり方について紹介しました。
訪問リハビリの利用者さんは、疾患や加齢による運動機能の低下から、生活上での困難さが生じており、精神的に弱っていることがほとんどです。
そのため、自分自身の生活の方針、生き方を決めるよりは、他者に任せてしまいやすいです。
この他人に任せてしまう状況が、”依存”になります。
そんな依存しやすい利用者さんの特徴は、以下の3つがあると考えます。
1)自分の現状に向き合えていない。
2)自信がない。
3)人生のゴールがない。
上記の特徴に対してセラピストが関わり、「自立」に向けてリハビリを進めることが大事になります。
この時、セラピストの関わりとしては、利用者さんとのコミュニケーションを図りながら、想像力を働かせて「自立支援」するとオーダーメイドの関わりになると思います。
今回、紹介した記事の考えや知識を用いて、色々と試してみることがおススメです!
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
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