セルフリード力の超基本-「自主性」と「主体性」-
フリーランスとして働いているのだから、"ナンセンス"な感情だとはわかっていても。
「クライアントさんに褒められたい、というよりフィードバックをもらってこれからのやるべきことを知りたい。」と感じたことはないでしょうか。
私はあります。フリーランスとしてチームで働いて1年半が経ちますが、会社員のときの部下としての気持ちがあるのだと思います。
ある程度仕事が軌道に乗ってきたら、クライアントさんからのフィードバックが少なくなるのはむしろ喜ばしいこと。
なのに、物足りない。
業務改善の提案をしていこう、という気持ちはもちろんある。
けれど、なんだか停滞した雰囲気がチームにあって事なかれ主義になっている気がする。。
チームとしての、はたまた個人としての目標設定ができていないから、焦る。
そんなモヤモヤした気持ちを感じていた時期に、近所の本屋さんで出会った1冊の本のおかげでモヤモヤを抜け出すヒントをつかめたので、みなさんにご紹介したいと思います。
コーチングの手法を用いて企業のリーダー育成を行う会社を経営する中竹竜二さんが手がけた1冊です。
近所の本屋さんでぱらっと1ページ見ただけで、今の自分に必要なことが書いてある!と直感で感じ、その足でレジに向かいました。
結果、行動が止まり伸び悩む自分に不足している視点を見つけることができました。
セルフリードとは、自分で自分を育てる力
この本のテーマは、「自分で自分を育てる力(セルフリードの力)をつけて自分のペースで進むことで、正解がない変化の時代をしなやかに生きていこう」です。
自分を育てる力を養うために意識的に身につけたい力として、
下記の3つが紹介されています。
「自主性」と「主体性」は違う?
私が驚きとともに知ったことは、「自主性」と「主体性」は異なる概念、ということです。(②の自分を導く力(主体性)の項目のお話です。)
この考えに触れて、自分は決められたこと(クライアントワーク)に積極的に取り組んできたけれど、主体性の部分をもう少し大切にしていきたいと考えました。
たとえば小さなことでいうと、冷蔵庫にある食材をみて作る料理を決めるのもいいけれど、今日純粋に作りたい、食べたい料理を作ってみる。
仕事でいうと、私自身やチームに関して「何が課題なのか」を見つけて、「課題解決のための道筋(やるべきこと)」を提示する。
思い返せば、会社員からフリーランスになって「自分で考えて選択する」ことが圧倒的に増えたと感じています。
どんな机や椅子を使って、どんな仕事をして、どれ位の納期を提示するのか。
これは自分のなかで、とても大きく貴重な変化です。
置いてけぼりにしがちな「主体性」を育むことで、ありたい自分を思い描いて進んでいけるようになりたいと思います。
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