CTOがどれだけ素晴らしい職種かという話
エンジニアの波多野(@hatamasa1988)です。
Qastというナレッジ共有SaaSを開発・運用しているany株式会社に入社してCTOやってます。
CTOってどんな職種のイメージ?
自分は以前は「技術力モリモリで何でも作れちゃう魔法使い」みたいなイメージを持っていました。
確かに技術に精通している人も多いし、一定のレベルで技術力を持っているのもそれは確か。
ですが、実際は本当にいろんな人がいます。
自分が会ってきたCTOだけでも数十人はいると思いますが、みんないろいろはバックグラウンドを抱えていて、得意分野もそれぞれ違う、いろいろな人がいました。
ぶっちゃけ結構簡単にCTOなれる?
起業しちゃえばいいから結構簡単になれます。
簡単に起業と言えども、そのビジネスで食っていけるかとかお金とか継続の問題はありますが、それを考えなければなれます。
会社作ってCTO名乗ればいいからです。
ビジネスを一緒にやる人がいればCTOにはなれます。
CTOでやっていく為には何が必要か?
ここまでの話は「なる」にフォーカスした話でしたので、
ここからは「やっていく」にフォーカスした話にします。
前段でも書きましたが、自分が会ってきたCTOは、
みんないろいろはバックグラウンドを抱えていて、得意分野もそれぞれ違う、いろいろな人がいました。
言い換えれば「CTOに技術力が必要」というのは必要十分条件ではありません。
「あった方が良い」ので十分条件に値すると思います。
事実、私の前職のCTOはプログラミングができませんでしたw
しかしマネジメント、プロダクト方面のディレクションのプロフェッショナルでした。
結局のところ、それぞれの人に共通していたのは、「人を巻き込む力がある」という部分でした。
なので、自分には技術力がないからCTOは無理と諦めないで、目指そう!
いいから目指して巻き込む力がなかったら出来なかった。
出来なかったとして経験は広く活用できるはず。
参考:
CTOがやることは多岐に渡ります。
CTOA Advent Calendar 1日目に書かれていた松本さんの記事がスゴくわかりやすくてまとまっていたのでシェアします。
https://note.com/y_matsuwitter/n/n9825615c53bc
CTOって何がやりがいなの?
誰にも聞かれないので勝手に発信しますw
これは自分みたいにひよっこCTOでも感じるので本質だと確信しています。
「技術の力で世の中を変えることができる」
これに尽きると思います。
スタートアップは自分たちのプロダクトで世の中にイノベーションをもたらします。
そのプロダクトの開発を行うのは組織の中のエンジニアです。
CTOはその組織とエンジニアをリードしてプロダクト開発を進める立ち位置にいます。
CTOは(自分含め)組織の技術力を武器にして、プロダクトを開発し、世の中を変えることに第一線で関わることができます。
ここに共感できる人はCTOになるためにスキルを磨くべきだと思います。
エンジニアは技術指向の人の方が多く、マネジメントを嫌う人が多い印象です。
個人的には技術指向とは程遠いため、前からCTOを目指していたのですが、
もっともっとエンジニアがキャリアでCTOを目指すようになればいいなと思います。