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即レス革命!!スタートアップの生産性を変える日々のコミュニケーション


はじめに

久しぶりのnote投稿です!笑
最近noteを書いていなかったのでライトなテーマから書いていこうかなと思い、基本的すぎてあまり多く語られることがない「即レス」についてチームのアウトプットの着眼点を混ぜて書きました!
思い返せば新卒研修で教え込まれてから10数年経ちました。
せっかくなので最近のチーム状況も少しながら織り交ぜています。
個人の性格にもよるかもですが、共感できる人は少なくはないはずです。

このアイキャッチとタイトルは自分の優秀なアシスタントであるChatGPT4先生に作っていただきました。
この場を借りて感謝を申し上げます笑

チームのアウトプット上げる2つの手段。「採用」と「生産性」

まずチームのアウトプットを上げる手段として真っ先に思いつくのは「採用」です。
カルチャーフィットしていて優秀な人を採用するのがどれだけ大変かは、採用をやったことある人ならわかるはずです。
そして、採用して終わりではなく、カルチャーや業務へのオンボーディングで新入社員の本来の力を発揮させるのに早くても1ヶ月〜3ヶ月はかかります。

当然オンボーディングプログラムには多くの人が関わります。
弊社では今年の6-7月で開発チームに正社員業務委託含め6人入社したにも関わらず6-8月のチームの生産性は変わらなかったのです。
その時チームは9→15人になり6人も増えたと同時に、新規メンバーのオンボーディングに既存メンバーが対応する結果、全体のアウトプットが変わらない状態が続きました。
(※今は当時の1.5倍ほどのアウトプットになっています)
これは、仕組み化やドキュメンテーションが十分に行われていないアーリーなスタートアップでは日常的に発生することではないでしょうか?

このように、チームのアウトプットを上げる手段として「採用」や増員は必ずしも有効ではなく、オンボーディングしきったとしてもコミュニケーションパスがチームの人数の2乗に比例して増える問題など、様々な理由でアウトプットが思ったように増えないことは多々あります。

チームのアウトプットを上げようとして採用をしたのに・・・
夏場で寝苦しい夜が続きました・・・

そこで登場する次の手段が「生産性」です。

10人の組織で2割生産性を上げれば、12人分のリソース同等のアウトプットを出すことができます。また逆も然りです。
スキルとカルチャーを重視して少数精鋭の組織を構築しているスタートアップにとってこの2割の差は大きすぎます。
いや、2割ではなく、2人分と考えるとこのインパクトの大きさがわかってもらえると思います・・・!!!

スタートアップはリソースが足りなすぎる!!!
スタートアップにとって生産性は非常に重要です。

リモートでのコミュニケーションの腰の重さ

新卒の時から自チームのみならず、チームの生産性を考える上で大切にしていることの一つに「即レス」があります。
また、チームの生産性に明日から使えて一番費用対効果が高いのが「即レス」だと思っています。

  • Slackでの即レス

  • バーチャルオフィス("oVice"を使ってます)や緊急のzoom, meetに応じる

などが含まれます。

出社をあまりしない環境で特に弊社だと業務委託さんはフルリモ可としているため、面談で会話していないメンバーは往々にお前誰?的なことが発生し、Slackだと特にコミュニケーションしずらいです。

「CTOからの長いSlackが来るのは怖い!!!」
「まして自分からCTOにSlackするのなんてできません!!!」
おれにはメンバーの悲痛な叫びが聞こえた瞬間がありました。。。

しかも、リモートでの業務は「(気軽な)ちょっといいですかー?」が発生しにくく、コミュニケーションのハードルが予想以上に高いです。

にも関わらずSlackしてくるということは、リアルの「(気軽な)ちょっといいですかー?」を遥かに超越した「(意を決した)ちょっといいですかー?」になります。

人間は楽な方に流されるので、リモートでは体力を使う他者とのコミュニケーションを避けがちです。
「(意を決した)ちょっといいですかー?」は自分の業務にそろそろ影響が出るからコミュニケーションしなければ!の領域であると思います。

これに即レスできなければメンバーのタスクがスタックすることは容易に想像つくと思います。
もしメンバーがコミュニケーションのタイムラグを想定した上での行動だとしても次の問題が発生します。

「即レス」の本質はチームのコミュニケーションコストを下げること

「即レス」の本質はチームのコミュニケーションコストを下げることにあります。

チャットなどのメッセージに反応しないと

反応ない
→伝わっているか不安
→マインドシェア取られる
→リマインドする

これが繰り返され、メッセージした人の生産性を下げます。
さらっと書いていますが、人によってはこのループの葛藤は相当なものになります。
組織に即レスの文化がないと各方面にメッセージすればするほどその人の生産性が下がることになります。

なので自分のように「各方面からメッセージを受けるマネジメントレイヤーの人は、基本的に即レスでないとチームの生産性を自ら落とすことになる」というのが持論です。
チームのみならず全社で自分とコミュニケーションしながら進めるメンバー全員のです。

「即レス」で何が解消されるかは反応がないことによるマインドシェアです。
優秀なメンバーなら自分のタスクがスタックしないように組み立ててコミュニケーションしてくれています。完全な回答は直ぐには必要ありません。
スタンプひとつでもこれは解消できます。スタンプなら即押せますよね?
おれも頑張ってます笑

スタンプ一つで「伝わっているか不安→マインドシェア取られる→リマインドする」が削減できるとしたらめちゃくちゃ効果大きくないですか?

基本的にグループメンション含め、自分へのメンションへは全て「みてるよー」的なスタンプを押してます。
下記、自分が多用しているスタンプです笑

驚きを隠せない表情。
直ぐ返せないけど、後で返します!
的なスタンプ。
「とりあえずみてます」的なスタンプ。

みなさん「即レス」できますか?

最後に

即レスは、しっかり意識して行えばチームの生産性を大幅に向上させることができると信じています!!
Slackにスタンプなんて移動中でも、コンビニ行っている時でも、ランチ中でも、タバコtimeでも、飲んでる時でも、トイレでもどこでもできます笑

スタートアップでマネジメント業務に携わっているみなさん!
マネジメントでなくとも多くの人数と関わりながら業務をしているみなさんも!
即レスしましょう!!

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hatamasa
「ナレッジ経営クラウドQast」を作っているany株式会社で取締役CTOやってます。 会社の成長過程やCTO目線のいろんな投稿を続けようと思います!誰かの役に立てればと思いますので、良かったらフォローお願いします!