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「休耕地だった畑を耕す・中編~機械とのほどよい関係」新規就農への記録・その28

前編から一か月が経ち、再び畑へ。
伸びてます伸びてます…。

伸びる伸びるよ、セイタカアワダチソウ…。

セイタカアワダチソウって、
丈も伸びるんですけど、根っこもしっかり張っていて、
茎もそこそこ太いから、手ごわいのです。
鎌で刈り取るにしても、結構大変だし、
三角ホーでも結構きつい…。
しかし、自分には三角ホーのみ!
ええ、ええ。がんばりました。
全体の4分の1くらいは草刈れたかな。
写真は6月19日。すでに初夏の暑さ。
大汗かいて、そのまま温泉銭湯に直行するのが、
もう最高に気持ちいい!

で、翌20日。
農機具屋さんに、先月から
「もし、よさげな耕運機あれば、連絡ください」とお願いしていたものが届きました。
じゃじゃん。

これまた、かわいい…

まあ、定価の半額くらい。
もはや何年前かわからないけど、
割と状態はよさげな中古。
メーカーは三菱。
なんか、我が家は三菱にご縁があるなあ。軽トラも三菱ですしね~。

で、次回来れるのは7月だから、その時は少し植え付けもしたい!
じゃあ、届いた耕運機で、刈ったところを、軽く耕運しておこう。
では、スターターを引いて…。
プチン。

紐が切れた…。

あー…。
畑の真ん中で途方に暮れる…。
そうしていると、「どうだね~」と元気な声(笑)。
耕運機押してく姿が目に付いたからか、
近所の方が、様子を見に来てくれました(笑)。

かくかくしかじか…。
「普通は切れないだろ~(笑)。中古とはいえ、ひどいなあ。
じゃあ、ちょっと別の紐と取り替えてやるよ。」
そして、ご自分の軽トラへ行き、
工具箱から紐をぱぱっと取り出して、
ちゃちゃちゃっと交換し、修理完了!
もう、感謝感謝です!
ていうか、そういうことを自分でできるようにならないと、
いけないってことですよねえ…。
べ、勉強しなきゃ!

で、実は昨年も、
知人から少し大きめの耕運機をお借りして、
この畑でしばらく耕運していたら、
途中から調子が悪くなってしまったことがあったんですけど、
その時もお二人ほど様子を見てくれて(笑)。
たまたまだとは思うんですけど、
その時も、ほんと助かりました。

どうも最初に初めての機械使うときって、
初日にどこかしら調子が悪くなる傾向があって。
そして、途方に暮れていると、
誰かが「どうした~」とやってきてくれる。
テレパシーか(笑)?不思議~。
…まあ、私が目立っているのか(笑)。
でも、そのような不思議を重ねて、
今があるのだなあ、と時々しみじみします。

話を戻します(笑)。
この耕運機、正式名称は「管理機」というようで。
愛称は「まめトラ」とも言うようです。
一番馬力の小さい、車軸に直接ロータリーが付いているタイプ。
これで、実際に耕してみると…。

鍬で耕すに比べて、圧倒的な速さ!

素晴らしい!
鍬に比べてあっという間に耕せました。
これが機械の力か(笑)。まさに、革命だ(笑)。

鍬でこの面積を耕すのなら、半日かかるかなあ。
おまけに、腰痛もセットでついてくる気がするなあ…。
それを考えれば、
初期投資、ある程度必要なんだなあ、と
あらためて思う今日この頃です。

まあ、耕運機や管理機では、
セイタカアワダチソウは刈ることはできないので(笑)、
草刈りには、刈り払い機が欲しいところかな。
というと、どんどん機械が増えていくけど、
「その機械を使うことで、
どれだけ仕事の費用と時間の効率化が図れるか」
いわゆる、コスパとタイパ、
一人でやっていくなら、
両方を意識してやっていかなきゃならないんだなと。

借金をしてまで導入するでもなく、
でも、ちょっと背伸びしてみる。
長く、そして楽しく働くために、
機械との程よい距離感を考えていきたいと思っています。


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