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「休耕地だった畑を耕す・前編」新規就農への記録・その27

一昨年の春、妙高の中古の家を探していたら、
畑も一緒に購入できた、というお話をしました。
今日は、その畑のお話です。

その畑とは、2023年の4月に出会います。
というか、1月に一度物件探しの時には来ていたものの、
雪の時期で、畑は一面真っ白。
雪解けとともに、
契約を4月に正式に結べたこともあり、
堂々と畑と向き合うことができるようになったのです。
でも、8月の引っ越しまではまだ千葉に住んでいて。
1か月に一度くらいずつ、引っ越しの準備で来れそうだったので、
少しずつ、開拓していくことに。

トップの写真がその畑。
ずっと昔から使われていた畑のようですが、
ここ数年は使う人がいない状態だったとのこと。
最初に目にした時に、セイタカアワダチソウが生い茂っており、
どうすれば使えるようになるんだ?と、
途方に暮れたことを思い出します。

その頃は、なーんにも機械がなかったので、
まずは道具を買おう!と、近くのホームセンターへ。

まず最初に何を買ったかというと、
三角ホー。これです。

妙高での相棒。三角ホー。
写真ではわかりにくいですが、
向こう側に、刃先が曲がっています。

柄の先が、三角になっています。
むそう塾というところで学んでいた時に、
まずは三角ホーの使い方を学んだので、
とても思い入れがあります。

用途としては、草取りや土寄せにとても便利。
草を刈るにしても、
鎌とかだと屈んだりしゃがんだりしなきゃいけませんが、
この三角ホーなら、立ったままで作業ができます。

なので、一番に買った道具は、この三角ホー。
しかし、目の前のセイタカアワダチソウは、とても手強そう…。
他にもゴリゴリ硬い枝木も生えていたので、
んー、とも考えつつ、
まずは人力でなんとか草刈りしていくことに。

刈り払い機を購入した今なら、
ばーーっと一気に刈れてしまうと思うのですが、
その時は、そこまでの発想がない。
なので、2aの畑を、何回にも分けて、草を刈り、
土が見える状態まで持っていくことに。

5月。1か月ですぐ草は伸びてくる。

しかし、三角ホーひとつで、というのはなかなか大変で。
その証拠に、ホーの先の部分が少し曲がっています。
石も随分あったし、太い根っこも多かったので…。
闘いの跡ですね(笑)。
まぁ、自分の力で切り拓いた、
開拓した、という充足感はとても大きいものでした!
またやる?と聞かれたら、
多分もうちょっと効率的な方法を選びますが(笑)。

手前から少しずつ…。

写真で見ても、ビフォーアフター感がすごい。

少しずつ進めていくけども、
月一回、数時間の作業では、なかなか進まない。
おまけに、雑草たちはどんどん本気出してきて、
ぐんぐん草丈が伸びていく。
追いつかない!
これではなにも植えずに、今シーズン、開拓だけで終わってしまう!

今日はここまで。

このあと、鍬で耕そうと思ったのですが、
草取りだけでさすがに体力的にきつく、
中古の耕運機を探すことに。
機械との程よい関係も大事、と自分に言い聞かせながら、
中古耕運機探しも並行して始めます。

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