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新入社員にはまず〇〇を伝えましょう!!Ⅱ~伝え方~

こんにちは!
畠経営グループ キャッシュフローコーチの宮本です。

前回は
「新入社員にはカリキュラムの前に社会の厳しさを伝えましょう」
ということを書きました。
新入社員(若手社員)の教育をするうえで
社会人としてのマインドセットができてないと何を教えても効果はありません。
まずは社会人としての土台をつくってあげることが大切です。
 
前回の記事はこちらからどうぞ
↓↓↓
https://note.com/hatakekeicon/n/n90bb60669b3f
 
これらのことは教育担当の皆様は理解されていると思います。
でも、
なかなか伝わらない
伝え方を間違えるとパワハラ認定されるかも
ということもあるのかもしれません。
 
そこで今回は
伝え方のついて書かせていただきます。
 
私が良く実践しているのは
一般論で伝えて、本人に考えさせる
というものです。
 
例えば、
「〇〇君の考え方は社会人として甘い!!」
と言ってしまうと、
「それは◇◇部長の個人的な考え方ですよね!!!!」
などと、おそらく相手は反発します。
まぁ現実には口に出す新入(若手)社員はいないとは思いますが、
内心はネガティブな感情を抱くでしょう。
 
これを読まれている方の中にも若いころこのような経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
 
誰しも他人から考えを押し付けられたくはないし、否定されたくはない
という感情が少なからずあるでしょう。
入社間もなく上司部下間で関係性が不十分な状態だとなおさらでしょう。
 
そういうときは、
一般論で伝えて、本人に考えさせる
の出番です。
 
具体例をひとつあげると
「他者の本や言葉を利用して、考えさせる」
という方法があります。
「この本には学生と社会人の違いについて○○と書いてあるけどどう思う」
といった感じです。
 
とはいっても、何も意見がでてこないこともあります。
そのようなときは、考えさせる、意見を出させるコツがあります。
 
①    考えざるを得ない環境をつくる
②    考えを紙に書かせる
の二つです。
 
①    考えざるを得ない環境をつくる
はグループワークをやってもらうと良いでしょう。
自分だけではなく、皆がやっているという環境は効果的です。
②    考えを紙に書かせる
は、
「考えたことを言ってみて」
というよりも
「考えたことを紙に書いてみて」
といったほうが意見が出てくる傾向にあります。
自分の意見を整理してもらう
という観点からもよいのかもしれません。
 
・こちらからの押し付けではなく一般を伝える
・それに対して自分で考え、答えを出す
というプロセスが教育では大切だと思っています。
 
こういったやり方以外にも、伝える方法はたくさんあるでしょう。
どのような方法であれ、大切なのは
・相手を否定しない
ということだと思います。
 
ほとんどのコミュニケーションの本に書いてありますが
・部下と上司
・新入社員とベテラン社員
どのような関係であっても、コミュニケーションの基本は
・相手を認める
ということです。
 
昨日、今日入社してきた社員を認める、
ということは簡単ではないかもしれません。
ですが、そこを見つけることも上司の役割の一つです。
誰しも自分のことを認めてくれている人の話には耳を貸すものです。
上司の皆様、お互い頑張りましょう!
 
今回は伝え方について書かせていただきました。
 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
 
キャッシュフローコーチ®  宮本将太
 
キャッシュフローコーチ®とは社長の社外CFOとして
経営数字を使って経営の本業の発展に貢献する存在です。
 

 
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