畑の苗に風避けを付けた方がいい?カバーの作り方も解説
畑の環境によって条件は異なりますが、風が強い土地であれば、風避けをおすすめします。
その理由は、苗を植えてから根を張るまでに、風のせいで根が定着しない可能性があるからです。
ただ、畑をはじめた当初は「風避けってなに?」「風避けってどこで売ってるの?」と疑問に感じてたので、ここで詳しくまとめてみました。
植え付け直後に風避けを付けるメリット
地域によって気候は異なりますが、
苗を畑に植えたばかりの時は
根が張るまで風避けを付けてあげると安心です。
風避けをつけるメリットはこちら。
○風を遮ってくれるので根が定着しやすい
○温度が少し高まるので、夜間の冷え対策になる
私の住んでいる地域は海が近いので
時折、強い風が吹きます。
近所の畑プロばあちゃん方の話によると、
植え付け後の強風により4回も植え直したことがあるそう😱
穏やかな土地であれば不要かもしれませんが
風が強い地域であれば、根が定着するまでは風よけをした方がいいです。
風避けの作り方
そもそも風避けの存在すら知らなかった私は
苗を植えてから何もカバーを付けていませんでした。
すると、畑プロのおばあちゃんが
作り方を教えてくれました。
1つの苗辺りに必要な材料は、こちら。
○大きめの厚手の袋 1枚
○支柱3~4本
材料は少ないとは言え、
ホームセンターで支柱を買えば高いし
大きめの袋を持っていなかった私は
途方に暮れていました…。
すると、『余った袋をあげるし、竹林から好きに竹取っていいから』と言っていただき、
材料を入手できました。感謝です😭
ちなみに袋は、
○使い終わった肥料や土が入っていた袋
○お米が入っていたビニール素材の袋
を使っています。
厚手なので風避けにぴったりですし、
わざわざ買うことなく、使い回ししているので環境に優しいです。
どんな野菜にも風避けしていいの?
今回わたしは、様々な種類の野菜を植えてみましたが
風避けは野菜の種類を選ばず
どんな苗でもつけて効果があることを体験しました。
ちなみに畑に植えて、風避けをつけた野菜はこちら。
○トマト
○カボチャ
○きゅうり
○ズッキーニ
○キャベツ
○うり
○えだまめ
○なす
○唐辛子
○パプリカ
○ピーマン
○白菜
色々植えましたが、風避けをしてから根がしっかり張って
元気に育っています。
来年植えるときも風避けを付ける予定です。
風避けを外すタイミングはいつ?
苗の根が定着したら風よけは外していいそうです。
私の場合、風避けをつけてから3週間が経過しているため
すでに葉っぱが大きく成長して窮屈そうです…
苗が大きくなりすぎると
風で袋に圧力がかかり
枝や花に負担をかけてしまうケースもあるので注意が必要です。
風避けの失敗談
こちらのトマトは、風避けの袋が負担となり、花を落としてしまいました。
また、ズッキーニは風避けの袋が負担となり
花に傷が付いて萎れてしまいました。。
袋に対して苗が大きすぎると感じたら
早めに取ってあげると良さそうです。