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あなたの言葉が持つ影響力と価値を10倍にするための講義と具体的なレッスン


今日のテーマは、「言葉の影響力を10倍にする方法」についてです。えらいキャッチーなタイトルですが、言葉の影響力が上がることができれば、自分でそれを微調整して下げることもできるので、これからの時代を生き抜くためには有無を言わさず必要なスキルであるかと思います。

あなたの言葉の影響力が今の10倍になったところを想像してみてください。え?出来ないって?しょうがないなぁ、じゃあこういう風になったら、というのを想像してみてください。


・自分の言いたいことをまとめるスピードが10倍早くなる
・言いたいことをスッと口から出すだけで10倍伝わりやすくなる
・「うん」の一言だけでもたくさん伝わる
・思いのままに書いた言葉でSNSの閲覧数が10倍になる
・自分の考えを言葉にしたら10倍の人が共感してくれるようになる
・言葉にすることが楽しくなって記事が今までの10倍書ける
・1つの記事タイトルやネタを決めるのにかかった時間で10タイトル生み出せるようになる
・身近な人に感情的になってもぶつかることなく10倍もの良い対話ができる
・思いつく例え話が1つから10つに増える
・クライアントとのセッションタイムが10分の1になっても同じ成果が出せる
・講座やメニューのタイトルを決めるのが10倍早くなる
・2時間で1記事なら、1時間で5記事書けるようになる
・言うことを聞いてくれなかった家族がじっと聞いてくれるようになる
・セールスにかける時間が10分の1になる
・誰かとの雑談が10倍面白く感じられるようになる
・どうでもいい話が楽しくて聞き応えのある話に変わる


10倍って表現してしまったのでめちゃくちゃ「有り得るん・・・?」みたいなイメージになってしまいましたが、人によっては有り得ます。本当にこれくらい早くなるし、タイムパフォーマンスが良くなるし、人との関係性が変わります。

言葉の影響力が上がる、ということはつまり

書く、話す、伝える、まとめる、例える、違いをもたらす、認識させる、イメージさせる、引き出す

みたいな力が、ぜーんぶ上がる、ということです。すごくないですか?言葉の影響力って。


みんなコピーライティングとか、セールスとか集客の仕方とか、「伝わる話し方」とかブランディングとか、傾聴スキルとか相手から引き出すコーチングテクニックとか、そういったことを学んだりトレーニングしたりすると思うんですけど、そういったトレーニングを支える基盤というのが「言葉の影響力」だとわたしは考えています。


要するに、そもそも言葉に影響力がない状態なのに、テクニック身につけても影響力のない武器を振りかざすだけなんで、効果弱いでっせ〜ということ。


世の中は情報化社会。もはやネットから切り離されて生きている人はほとんどいません。連絡のやり取りにも言葉が必要だし、文章が書けないといけないし、読解力も必要。

言葉の影響力というのは、実はほとんどそれを詳しく解説されていません。みんな、その上で武器となるテクニックの方ばかり、伝えている。


なので、今日の話は「影響力のある言葉とそうでない言葉」の違いを明確にしながら、その人が自分の放つ言葉の影響力を10倍にするためのレッスンをお届けしたいと思います。


これは、抽象的な話と、具体的な話に分かれます。

抽象的な講義としては、まず”言葉”が人にもたらす影響について。そして、人はどういう風に他者の言葉を拾っていて、どんな風に影響を受けているのかについての考察になります。要は、言葉というものが持つ本質的な力についての解読です。

具体的な講義としては、さまざまなシチュエーションに分けて、言葉の影響力を上げるためのレッスンについてお話しします。主にこのような状況にある方達に向けてのレッスンですから、ぼんやりと取り組むにはちょっと難しいと感じるかもしれません。割と目的意識を持ってやった方がいいことかな、と。

・自分で商売をしている人
・言葉を使う仕事をしている人(書く、話す)
・他者を教育する立場にある人
・セールスをすることがある人(営業や販売)
・子どもを育てていてもっと良いコミュニケーションが取りたい人
・パートナーと良いコミュニケーションが取りたい人
・婚活中で素晴らしい結婚をしたい人
・人間関係で自尊心が傷つくことが多い人
・自分の気持ちを表現する必要が日常的にある人
・何か大事なプレゼンや頼み事が待ち受けている人


なんとなーく言葉の影響力というのを上げることは難しいです。なので、自分の気持ちがもっと素直に言えたらいいな、とか思っていることがもっと伝わればいいな、とか、言いたいこと言ってもうまくいくようになりたいな、とかふわっとした目標設定の場合だと言葉の影響力は伸びませんので、ご注意を!

なぜなら、「言葉とは影響力を持っているのだ」という自覚があってレッスンに取り組むからこそ、その力は得られるから。断食したり食べるのをやめたりしてもダイエットはできますが、ここ!という筋肉は育ちませんよね。そういう感じです(どういう感じ?)


そこんとこ、よろしく、な!(誰?)




さて、はじめましての方もいるかもしれませんので、ちょっとばかしわたしの自己紹介をさせてください。

現在34歳、可愛い息子1歳と、交際0日で結婚した旦那さんと京都の奥の方でひっそり暮らしている人間です。20歳の頃にブログ起業し、大学を卒業と同時に初出版&会社設立。セミナーを企画したり、スピリチュアルな世界の法則を言語化して理論を解説したり、メソッドを体系化してライセンス販売したり、本を執筆したり、などが主な仕事です。つまり、一度も就職をしたことがありませんで、ずっとビジネスをしてきました。このように仕事を15年続けてきて、法人は3つ。かなり少人数制で働きながら平均年商は6000〜8000万円うろうろ。売り上げはこれくらいがちょうどいいのでキープしたいと思っていたところ、赤子が生まれてどうもそれどころじゃなくなっているなうです。人生設計の強制変更くらってます。

昔は東京港区の一等地にオフィスを抱えたり、外車に乗ったり、二拠点生活をしたり、好きな時に海外行ったり、してましたが。今は田舎暮らしを堪能しながら水面下で新しいビジネスの準備をしているところ。週3日は仕事と家事の日で、それ以外はワンオペか家族DAYしてます。なので週4日くらいはオフラインです。探さないでください。

初めましてさんに向けての自己紹介のはずが、どさくさに紛れて常連さんにとっても新しいような情報をうっかり公開してしまいました。ちょっと照れくさいです。まぁいいや、いい機会だしと思っています。


さてさて、そんなわたしが思う「言葉の影響力」について。そもそも、言葉はどんな力を持っているか?という部分を結論づけたいと思うのですが・・・

言葉とは”抽象世界(イメージ)の起爆剤”

だということです。

つまり、言葉によってつくられるイメージが変わる。言葉の表現ひとつで、生まれるイメージに違いが出る。言葉が影響力を持つのはなぜかというと、言葉は人の中に抽象世界(イメージ)を生み出すからなのです。

そして、抽象世界(イメージ・印象・象徴・シンボル・感覚・雰囲気)というのはその人の中で何かを選択したり行動したり、評価したりする際の材料となります。

もちろん、与えられたイメージだけで全てを決めているわけではありません。外側の刺激によって生まれたイメージと、その人が元々持っていたイメージとがくっついて、最終的な答えが出ます。

なので、言葉の影響力というのはイメージをつくりだすだけではなく、イメージに影響を与えてさらにそこから行動や選択に影響を生み出している、ということなのです。



言葉がひとつの水滴となり、ぽちょんと落ちて波紋が広がっていく・・・。そしていずれぶつかってその波紋はまた、中心に返ってくる・・・。

あなたはあなたの言葉を通して現実をつくっていますが、現実もまたあなたの言葉に影響を与えます。人が環境を変えると現実が変わる、潜在意識が変わる、人生が変わる、と言われているのはこのためです。

つまり、あなたの使う言葉が、あなたに返ってくる。環境が変わればあなたの言葉も変わるから、結果的にあなたに返ってくる全てが変わる。


ここで新しい発見が出てきました。言葉の影響力は、環境と強く関係しているという点です。あなたのいる環境によって、あなたの言葉の影響力が変わる。

わかりやすい例えをしましょう、あなたの言葉はまず育った環境の影響を受けているはずです。よく思い返してみてください。

幼少期、あなたの家庭内ではどのような”言葉”が飛び交っていましたか?

また、

あなたの過ごした環境では、”言葉”はどのようなツールとして使われていましたか?

自分が長く過ごした環境の言葉が、今の自分の使う言葉に影響を与えていることは誰もがちょっと観察すればわかることと思います。同じ口調になりやすいとか、似たようなセリフや表現が出てしまうとか、おんなじ口癖になっているとか。

しかし、見過ごされがちなのは、言葉の表現の部分ではありません。

あなたの過ごした環境では、”言葉”はどのようなツールとして使われていましたか?

ここです。あなたのいた環境で、言葉は大切に使われていましたか?コミュニケーションのツールとして丁寧に扱われていましたか?

それとも、言葉の扱いが雑だったり、普段はさほど使わないのに感情的にぶん殴る時にだけ使われたり、感謝には使わないが不平不満には使う、だなんていう環境でしたか。


これ書いていて思い出したことがあります。知っている人に、やたら話を大袈裟に盛る人がいて。もう嘘の一歩手前まで、という方がいました。どうやらその人の長くいた環境では、「言葉は盛り上げるために使う」という文化があるようでした。

つまり、そのような環境にいる人たちは、盛り上がるために言葉を使うから、盛り上がるならどんな言葉でも使うということ。うまくコントロールできればムードメーカーですが、そうでなければただの詐欺師です。


わたしというと今思い返せば、父はとても言葉を大切にする人だったように思います。理不尽な理由で怒られたりとか、一方的にコントロールされたりとか、そういうことも多かったけれど。父は、言葉をひとつひとつ選んでちゃんと使う人だった。昔はそれが『くどいなー』とか『説明長いなー』とか、『何回も言わないでもわかるし』と思ってたけど。

言葉を丁寧にというか、言葉を使ってあれこれさまざまな方向から説明することが多かった父からわたしは、そっくりその影響を受けているようです。(ありがと、とーちゃん!)

母はどちらかというと、ネガティブな気持ちを言葉にすることが多い人でした。楽しいとか好き!とか、嬉しいとかやりたいなぁとか、そういうことに言葉を使わない。父への不平不満などをたくさん聞かされて育ったという環境でもあったので、この部分も見事に影響を受けたなーと今振り返って思います。


幸いわたしは自分で自分の言葉の影響力をコントロールして使うようになっていたので、母という環境から受けた影響を今は引き継いでいませんが・・・気を抜くと似たような言葉の使い方が出てきてしまうあたり、恐ろしいなあ〜と感じますね。(もう、おかーちゃん!!)



とまぁ、自分の環境を振り返ってみてしょんぼりしたり、嫌な気持ちになったり、残念な気持ちになったりする人もいるかもしれませんが、あなたが今読んでいるこの記事タイトルを思い出してください。

あなたの言葉が持つ影響力と価値を10倍にするレッスン

ですよ?

今までのことはさておき、これからの話をしようじゃないですか。

幸いなことに、今まであなたがどのような環境にいたかは別として、誰でもこれからの環境によって言葉の影響力を上げていくことが可能です。過去に影響を受けないとあなたが決めればいいだけってこと。


言葉によってあなたのつくれるイメージが変わる。あなたのつくれる印象や、雰囲気や、感覚や、引き出せる世界や、湧いてくるアイデアなども変わる。あなたの言葉の底力を引き出してくれるのは、環境だ。


だから、言葉の影響力を10倍にするなら、何よりもまずは環境を変える必要があるということをはじめに押さえておきたいと思います。



さて、ここからは言葉の影響力はいかにつくられるのか?環境との関係を明らかにしつつ、もう少し深掘りしたいと思います。

言葉が抽象世界(イメージ)をつくる、起爆剤である、創造主である的なことは先ほど伝えた通りです。環境が言葉の影響力とものすごく関係していることも説明しましたね。


その上で、言葉の影響力はどうつくられるのか?別の表現をしてみたいと思います。

言葉の影響力の有無は、その人が言葉を何に使うと決めているかによって決まる


めちゃくちゃシンプルな結論ですね。もう解説する必要ないんじゃ?と思ったり。さっき書いたこととおんなじじゃね?と思ったりしつつも、まぁ。

大切なことなので、何度か書いていこうと思います。

そう、あなたの言葉に”良い”影響力が生まれうかどうかは、あなたが言葉をどう使うと決めているかによって変わるのです。


言葉に影響力がある人は、そもそも自分の発する言葉が誰かの人生を変えてしまうかもしれないと自覚していますし、自分の言葉の表現ひとつで相手に与える印象やイメージが変わってしまい、それが人生にとっても関係してくるということをはっきり認識しています。

言葉に”良い”影響力を持たせることができている人は、その認識がより明確であり、さらにそれはなんとなくの感覚ではなく「環境」によって裏付けがされています。

例えば、普通の主婦がSNSで呟くことと、世界的インフルエンサーがSNSで呟くことと。何が違うでしょうか?

普通の主婦と世界的インフルエンサーの決定的な違いは、「環境」ですよね。その人が普段からいる環境や、その人自身の主な立場、というものが環境であり、言葉の影響力に関係します。

世界的インフルエンサーであっても、普通の主婦の時もあればお母さんやお父さんの時もあれば、ただのポンコツな二日酔いの人の時もありましょう。

ただ、”主に”属している環境というか、その人自身の立場が違うわけです。立場が違えば、発言や表現が与える印象や、その影響の範囲が違うのは誰でもわかることでしょう。

想像してみればわかりやすことなのですが、自分の人生に活かそうとなるとみんな言葉のテクニックの方に集中してしまいます。


そう、あなたの過ごす環境やあなたの主な”立場”というものが変わらずして、言葉のテクニックだけ磨いたところで、さほど影響力は変わりませんよ〜ということですね。

300万人のフォロワーに見られるような生活をしているという環境の人と、3000人のフォロワーに見られるような生活をしている環境の人と、言葉の影響力は異なるのです。

ただし!注意点があります。

こう聞くと、『数が多い方が言葉の影響力が高い』みたいな感じに思うかもしれませんがそんなことはありません。そんなことがあれば炎上なんてしませんよ。有名人や著名人が致命的な炎上をしてしまうのは、己の環境や立場に合わせた言葉の使い方をしていないだけです。

本来の言葉の影響力を認識し、自分の環境と立場をちゃんと自覚していれば、言葉の”良い”影響力を引き出せる、ということが言いたいわけです。

そして、立場と環境だけではありません。あなたが言葉をどう使うと決めているか、これも重要となります。


先ほども例で挙げましたが、あなたのいる主な環境で言葉がどう扱われているか?どのような道具として使われているか?その使い方はどうなのか。それによって、あなたが言葉をどのような手段として、どう扱うかも決まります。

でも、あなたが先に決めても、いい。

あなたの周りが、言葉をあまり丁寧に使わない人だったり、言葉に対しての興味が薄い人たちだったり、言葉の表現に気を使わない環境だったとしても、「あなたがどうするか」なのです。

言葉の使い方が変われば、おそらくもうその環境にはいられない、触れられない、関われなくなるかとは思いますが・・・。それでも、環境や立場を変える前にまずはあなたの意識を変えることが、できます。

ちなみに、環境というのは物理的な次元での環境もうそうですけど、SNSだって立派な環境です。

あなたが普段から目に触れる言葉の世界、あなたのもとに流れてくる情報が言葉をどのように扱う世界なのか、あなたは選んでいますか?


わたしはSNSでフォローする時も、内容とかの前に「言葉の使い方」で選ぶことが多いですね。その言葉にその人自身の、美学やセンスを感じられるか。

要は、「言葉をちゃんと大切に使う」と決めている人のことをフォローしていきたいし、そういう人たちの言葉が溢れる環境にいたいので、わたしはそういう部分を重視して選んでいます。

ちなみに、昔から無印良品が好きなのですが、商品が好きというよりはこのブランドの言葉の使い方がとても好きです。

会社のホームページを見れば一目瞭然で、まず文字が多い(笑)そして、重たい。ずしっとしていて、磨きに磨きをかけた表現が並んでいて、どこかしこに”視覚的”な気遣いも感じられる。(あえてひらがな使うとか、カタカタ使うとか)


世の中を、「言葉の影響力」や「言葉をどう扱っているのか」という視点で見渡してみてください。そして、それらの企業やブランドや人たちが、言葉の影響力を使ってどんな世界を作り上げているのか観察してみると面白いです。


あなたもここまで読んで、自分の言葉をどのように使うか、どんな風に扱おうか、改めて考えてみたくなったでしょうか。

そうだと嬉しいな。わたしが言葉、だいすきだから。



では、こっからはメンバーさん向けに具体的なレッスンの話をします。内容としては、

・言葉の影響力を10倍にするための目標設定の仕方
・日常で取り組む”伝わる”レッスン方法
・言葉の表現力を広げるための超具体的な取り組み

この2点です。言葉の影響力を再認識して、それを自分の人生で主体的に使っていくことで、現実的な面もっと良くしていきたいという方におすすめです。


いざ、参らん!


・言葉の影響力を10倍にするための目標設定の仕方

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もし人生が無条件に自由で豊かだったら何をするかと言われたら書く、というくらい書くことが生きる上で欠かせない人間です。10年間の集大成を大放出します。サポートは全て執筆と研究活動に使わせて頂きます