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目指せ!新規就農①|50歳で新規就農はもうおそい!?

もうすぐ49歳。
50歳になったら、新しいことを始めよう。
そのために、いろいろと下準備を進めよう。
そんなことを決意した、今年の初め。

最もチャレンジしてみたいこと、それは農家になることです。
50歳で新規就農は果たしてできるのか、私のnoteにその成り行きを書き残しておこうと思います。

1.農家の方に会いに行こう

まずは現実を知ることが大切。
そこで先輩の農家の方に直接会いに行きたいと考えました。

でも、知人・親族に農家の方はいない。
そこで、 こちらのコミュニティーに入れてもらうことにしました。

tomajoDaoは、農家のとまたろうさんが始められたWEB上のコミュニティーです。

ここでは、村民のみなさんが、農作物の直売所や 農業技術の情報共有、音声放送などさまざまなチャンネルの中で交流が広がっています。
地域ごとの交流チャンネルもあって、 北海道チャンネルで、見学をさせていただける農家さんを紹介してもうことができました。

代表の山口さんに、お忙しい中時間をとっていただいて、農園の見学をさせていただいたり、山口さんの思い、ストーリーを聞かせていただくことができました。

「 厚真町をハスカップ日本一にする」と言う強い理念で、様々な困難を乗り越えて、夢を叶えた山口さん。
地域の生産者の方の高齢化が進むという課題に、1人でも多くの人にハスカップの生産を続けてもらいたいと、技術支援や人的支援を行っておられました

私の「ハスカップ農家になるにはどうしたらいいですか?」との問いに、 親身に相談に乗っていただき、また、技術指導や農地の紹介など、たくさんのお助けをしていただけるとのことで、本当の心強いお言葉をかけていただきました。
早速甘えさせていただいて、 次回は作業体験をさせていただくことにもなりました。

また、tomajoDao 北海道チャンネルで、他にも野菜農家を紹介していただき、 レタスやトマト、アスパラ農家さんのところにも見学にいかせていただくことができそうです。

2.公的な就農支援にはどんなもなあるか?

これだけ転職が盛んになった時代となっても、農家には簡単になることができません。

知識や経験の蓄積が必要だったり、そもそも農地を手に入れることにも大きなハードルがあります。
実家が農家であれば、こうした課題は比較的簡単にクリアでき、脱サラして実家の農業を継ぐという方はたくさんおられると思います。

でも、私のような農業に何の縁もゆかりもないような者にとっては、一つひとつクリアしていかなければなりません。

そこで、tomajoDao内の就農相談所というチャンネルの中に「50歳からの新規就農の可能性」というスレッドをたて、そこで質問すると、実にたくさんの方からの回答と励ましをいただきました。

国の制度に認定新規就農者制度というものがあり、認定されれば補助金を活用することができます。

認定新規就農者制度は、新たに農業を始める方が作成する青年等就農計画を市町村が認定し、その計画に沿って農業を営む認定新規就農者に対して重点的に支援措置を講じようとするものです。
○経営開始資金
就農直後(3年以内)の所得を確保する資金(年間最大150万円)を交付します。
○新規就農者に対する無利子資金制度(青年等就農資金)
農業経営の開始に必要な機械、施設の取得等のための資金について、無利子貸付を行っています。
○農地利用効率化等支援交付金
人・農地プランの中心経営体等に対し、農業用機械等の導入を支援します。
○経営所得安定対策
米、麦、大豆等の作物を生産される方の経営安定を支援します。
○農業経営基盤強化準備金
経営所得安定対策等の交付金を活用して、計画的に規模の拡大を図る取組等を、税制面から支援します。
○農協等向け新規就農者税制
農協等が機械設備や農業用ハウスを取得し、人・農地プランの中心経営体に位置付けられた認定新規就農者に利用させる場合、その固定資産税を軽減します。

農林水産省

というような様々な支援を得ることができるという制度です。

ただし、これ、私にはほとんど使うことができないのです。
その大きな壁となっているのが、年齢

対象者は、新たに農業経営を営もうとする青年等で、以下に当てはまる方です。

1.青年(原則18歳以上45歳未満)
2.特定の知識・技能を有する中高年齢者(65歳未満)
3.上記の者が役員の過半数を占める法人

農業経営を開始して一定の期間(5年)を経過しない者を含みます。
認定農業者は含みません。

農林水産省

2に当てはまりそうな感じもしますが、49歳以下でなければ、新規就農者育成総合対策の補助金対象者にはなれず、私に残された時間では間に合いそうにありません。

就農準備資金・経営開始資金(農業次世代人材投資資金)

がっくりと肩を落としていたところに、少し光が。

地方自治体によっては、独自な支援策を用意してくれているところもあり、年齢制限も55歳以下という国よりも幅広い条件設定のところもあるようです。
就農したい地域、品目がうまく当てはまれば、支援してもらえるかもしれません。
また、独立就農をサポートしてくれている企業もあるとか。

そしてそもそも、こういった就農支援制度を使わずに、順調に農業を営まれている方が実際に多くいらっしゃるということも教えていただき、私にとって何よりの心の支えとなりそうです。

3.まとめ|ハードルを知り、そして向き合う

今回の記事は、50歳を前にした筆者が、一念発起して、新規就農を目指していくまでの道のりを書き残していこうとする第一号の記事となります。

まずは、既に就農し事業を始められておられる先輩農家さんに会いに行って、お話を聞きたかったこと。
そして、素人の私が就農するためには、どんな支援制度があるのか、ということを調べたことを記しました。

まだ、初めの一歩を踏んだばかり。
これからどう展開していくか、楽しみです。

※いろいろ教えていただいたtomajoDaoメンバーのじゅんさんのスタエフで私が相談したことを発信してくださっていました!

続きが読みたい方はこちら。

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