人に変わって欲しければ、自分の過ちについても話そう
対人スキルを鍛えたい私とあなたのために、
この本からの学びを少しずつあなたとも共有していきます。
人間関係にお困りの私とあなたのお役に少しでも立てれば幸いです。
この本では、対人スキルを鍛える方法が
の30原則にまとめられています。
今回から、「人を変える9原則」の3番目について書いていきます。
今回の記事では、「人に変わって欲しければ、自分の過ちについても話そう」 について紹介します。
1. 謙虚な態度で小言を言う
他人の誤りを 指摘したり、それに対して注文をつけたりする時、その言い方には十分に気をつけたいものです。
いかに正しいことを言うのだとしても、自分の言いたいことだけを最初にストレートに言ってしまうと、相手から思わぬ反感を買ってしまったり、真意が伝わらなかったりして、うまくいかないことがあるかもしれません。
言いたいことを言う前に、自分がどのくらい正しく完璧な人間かどうかを振り返ってみませんか。
今の自分は、そのことがわかる、できる人間であったとしても、かつての自分であればどうだったでしょう。
同じような間違いや、もっとひどい過ちをした経験はなかったでしょうか。それを、今、目の前にいる相手にも話してあげると良いのです。
そうすることで、その後に話すことによって引き起こされるであろう「相手の自己重要感を下げること」を極力減らすことができそうです。
自分が間違っていることを指摘されたとしても、その小言を言う相手も自分と同じような失敗をしてきた人だとなれば、ただ単に否定されたとは受け取らないからです。
2.子どもは、大人の失敗話が好き
担任時代、子どもたちといろんな話をしてきました。
子どもたちが面白がって聞いてくれた話の大半は、私の失敗昔話。
ほんのささいな失敗でも、子どもたちはゲラゲラ笑いながら、喜んで聞いてくれます。
どうして子どもたちは、大人の失敗談が好きなのでしょうか?
chatGPTに聞いてみました
ス・すごい…chat GPT。
対話型AIの進化を見せつけられました。
さておき、
子どもたちにとって 、大人の失敗話はとても魅力的で、かつ子どもたち自身の成長につながるということがわかります。
まとめ| 人に変わって欲しければ、自分の過ちについて話そう
今回の記事では、人を変える原則について
「人を動かす」D・カーネギー著 山口博訳 創元社 part4 3章
から紹介しました。
他人から注意されると、自分の自己重要感を下げることにつながり、素直には自分を変えようとはしないものです。
ですから、 相手を変えようとするのなら、 まず自分の失敗談を話すことから 始めてみましょう。
そうすることで 相手の警戒心を解き、親近感を抱かせ、 こちらからの小言や注意も素直に受け入れやすくなり、すなわち相手を変える可能性が高くなります。
人を変える原則3:「まず自分の誤りを話したあと、相手に注意をする」こと。
了
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