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Wantedlyのランキングロジックを調べてみた
Wantedlyで募集をかけても、PV数がなければエントリー(応募)につながりません。wantedlyは募集ページのPV数が多い企業をランキングで公開しています。ランキングで上位表示される企業を見ながら、PV数を増やすコツを分析していきます。
Wantedlyのランキングとは
Wantedlyの管理画面(採用担当者専用)にログインすると現在の順位が表示されています。Wantedlyには約3万社程度の企業が登録していて、日々PV数の取り合いが発生しています。
Wantedlyでは、PV数を増やす方法として応援する(facebookで拡散)、オプション(facebook広告、トップページへの掲載)を購入するとあいりますが、本当にそれだけなのでしょうか。
費用を掛けずに、ランキングで上位表示させる方法を実際のランキング結果をもとに分析していきます。
ランキングの計測期間は?
Wantedlyのランキングは、毎日AM7:00に更新されます。前日から過去7日間の募集ページのPV数を計測しています。1週間単位で変動が見られます。
ランキングを分析
7日間のデータをもとにランキングに掲載される30社の募集ページを分析。各社の募集ページのPV数、エントリー数、SNSシェア数、投稿日を取得して、PV数が上がる因果関係を調べてみました。
7日間で上位表示された企業順のランキングです。「カバー株式会社」はの7日間で1位〜5位にランキングするのが7回ありました。突発的に上位表示している会社と安定的に上位表示している企業に別れます。
突発的に上位表示される企業は偶発的にランキングした可能性もあるため、安定的に上位表示している「カバー株式会社」「株式会社TYL」「株式会社イベント・レンジャーズ」について求人(募集)ページについて分析していきます。
ランキング上位3社を分析
新着のエンジニア求人ページを分析
求人ページは掲載期間が長くなるほど応募する確率は高くなります。また、職種や業務内容にもトレンドがあり、古い求人ページを真似ても効果がでないことがあります。
そこで、今回はWantedlyで求人ページの新着一覧で人気のフロントエンドエンジニア職を分析してみました。
絞り込み条件は「エンジニアリング、中途採用、東京、フロントエンドエンジニア」になります。
※2020/06に公開された求人ページを計測。
1求人あたりどれくらいエントリー数があるのか
フロントエンドエンジニアの求人ページを「エントリー数」✕「PV数」でに並べています。
殆どの求人ページはエントリー数は25以下です。
PV数が伸びるとエントリー数が必ずしも多いとは限りません。500PV程度の求人ページでも、エントリー数が50以上のものもあります。
エントリー数が多い求人ページの共通点
PV数500、エントリー数50程度の代表的な求人ページは以下になります。
1)技術が大好きなWebエンジニア募集! – 531PV/57entry
https://www.wantedly.com/projects/468347
2)駆け出しエンジニア大募集!カリキュラムや実践で経験を積めます!– 617PV/59entry
https://www.wantedly.com/projects/469718
3)場所も時間も自由な今の時代の働き方!フロントエンドエンジニアを募集!– 602PV/43entry
https://www.wantedly.com/projects/465025
<エントリー数が多い求人ページの共通点>
入社メリットが明確になっている
業務イメージがつかみやすい
自社の売りを明確に打ち出せている
になります。
入社メリットが明確になっている
入社するメリットを求職者に伝えれれなければエントリー数を増やすことはできません。
1)技術が大好きなWebエンジニア募集!であれば、AI、AR、IoTといったトレンドの分野で最先端技術に携われる。
2)駆け出しエンジニア大募集!カリキュラムや実践で経験を積めます!であれば、研修制度がしっかりしている
3)場所も時間も自由な今の時代の働き方!フロントエンドエンジニアを募集!であれば、働き方を選べる
入社して欲しい求職者が求めるメリットに合わせた求人ページにしましょう。
業務イメージがつかみやすい
チーム体制、業務範囲、業務環境など具体的な業務イメージがつくやすくします。
▼具体例:
自社の売りを明確に打ち出せている
優秀なスタッフが多い、組織の規模感、売上、海外展開など求職者にアピールできる自社の売りをみつけて打ち出します。
▼具体例:
以上、「Wantedlyのランキングロジックを調べてみた」でした!
皆様の採用活動に少しでも役立てていただければ幸いです。