見出し画像

コーヒーの旅 - 世界のコーヒー産地巡り⑥ジャマイカ🇯🇲

さぁ、世界のコーヒー豆産地巡り、
いよいよ終盤になりました。

Day 1: エチオピア - コーヒーの起源
Day 2: コロンビア - 南米の宝
Day 3: ケニア - 豊かな酸味とフルーティーさ
Day 4: ブラジル - 世界最大の生産国
Day 5: ベトナム - ロブスタコーヒーの王国
Day 6: ジャマイカ - ブルーマウンテンの伝説
Day 7: インドネシア - 多様なコーヒー文化



Day 6: ジャマイカ - ブルーマウンテンの伝説

ジャマイカのブルーマウンテンコーヒーは、
世界で最も高く評価されているコーヒーの
一つです。
今日は、この伝説的なコーヒーの歴史、
高い評価の理由、栽培環境、そして味の
特徴について詳しく紹介します。


ブルーマウンテンコーヒーの歴史

ジャマイカのコーヒー生産は18世紀に
始まりましたが、ブルーマウンテンコーヒーが
世界的に有名になったのは20世紀後半です。
この地域で生産されるコーヒーは、非常に
厳格な品質管理のもとで栽培されており、
その希少性と高品質が評価されています。

樽に入れて輸送される!! そんなコーヒー豆、これだけです。


ブルーマウンテンコーヒーの高い評価の理由

ブルーマウンテンコーヒーは、その独特の風味
とバランスの取れた味わいで世界中のコーヒー
愛好家から高い評価を受けています。
以下の要因がその評価の理由です。

①厳格な品質管理: ブルーマウンテンコーヒーは、
ジャマイカ政府によって厳しく管理されています。
生産地、収穫方法、加工方法に至るまで厳格な
基準が設けられており、これにより一貫した
高品質が保証されています。

②希少性: 生産量が限られているため、ブルー
マウンテンコーヒーは非常に希少です。
その希少性が高い評価と価格を生み出しています。

③理想的な栽培環境: ブルーマウンテン地域の
特有の気候と土壌が、コーヒーの独特の風味を
生み出します。


ブルーマウンテンコーヒーの栽培環境

ブルーマウンテンコーヒーは、ジャマイカ
のブルーマウンテン山脈の標高600メートル
から1,500メートルの地域で栽培されます。
この地域の気候は、涼しく、霧が多く、
降雨量も豊富であり、コーヒーの栽培に最適です。
また、土壌は火山性でミネラルが豊富です。


ブルーマウンテンコーヒーの味の特徴

ブルーマウンテンコーヒーの味は、非常に
バランスが取れていることで知られています。
酸味、甘み、苦味のバランスが絶妙で、滑らか
な口当たりとクリーミーなボディが特徴です。
また、フローラルな香りとナッツやチョコレー
トのような複雑な風味が楽しめます。


ブルーマウンテンの主要な栽培地域

🔴セントアンドリュー教区: ブルーマウンテンの
中心地であり、最も多くのブルーマウンテン
コーヒーが生産されています。

🟡ポートランド教区: こちらもブルーマウンテン
コーヒーの主要な生産地域の一つです。

🔵セントトーマス教区: ブルーマウンテンの
一部を含み、高品質なコーヒーが生産されて
います。

島の東側で生産が盛んです



まとめ

ジャマイカのブルーマウンテンコーヒーは、
その高品質と独特の風味で世界中のコーヒー
愛好家から愛されています。
厳格な品質管理と理想的な栽培環境が、ブ
ルーマウンテンコーヒーを特別な存在にしています。


・・・
そうです。なんといっても、
政府の厳格な管理が、
ブルーマウンテンを、
「ブルーマウンテン」
にしているんですね・・・。

焙煎をしていても、
チャフ(薄皮)がほとんど出ません。
また、ピッキングをするのですが、
ほとんどはじき出す豆がないんですよね。

それだけ、1粒1粒が大切にされている・・・。

普通のお豆の3倍の値段も、
納得
なのです!




次回は、いよいよ旅の終わり。
グアテマラのコーヒー産地へ
行ってみましょう。

お楽しみに!

いいなと思ったら応援しよう!