知っておきたい、コーヒー豆知識④ - コーヒーの粉の挽き具合で変わる味わい
前回お届けしたお湯の温度の話に続いて、
今日は
「コーヒーの粉の挽き具合」
についての豆知識をお届けしますね。
(コーヒーミルはお持ちですか??)
コーヒーを淹れる際に使用する粉の粗さや
細かさが、実は味に大きく影響するのを
ご存知でしょうか?
①挽き具合が粗いと、抽出時間が短くなり、
軽やかな風味とクリアな酸味が楽しめます。
逆に、
②粉を細かく挽くと抽出時間が長くなり、
しっかりとしたボディ(濃度)と苦味
が引き出されます。
例えば、フレンチプレスには粗挽きの粉が
最適です。
粗挽きにすることで、余分な苦味や雑味が
抑えられ、スムーズでマイルドな味わいが
楽しめます。
一方、エスプレッソマシンで使用する粉は
極細挽きが必要です。極細挽きにすること
で、短時間で濃厚な風味が抽出されます。
また、ハンドドリップの場合は、挽き具合
を調整することで、味の微調整が可能です。
中挽きの粉で淹れたコーヒーはバランスの
良い風味が楽しめますが、
少し細かく挽くと、さらに豊かなコクが引
き出されます。
さらには、
浅煎り豆の場合は、酸味を味わう訳ですが、
味の輪郭を”酸味”で決めた後、
”甘味”を引き出すようにすると、より美味
しく飲めるようになるわけです。なので、
いつもより細挽きで抽出してみてください。
このように、挽き具合を変えるだけで、
自分好みのコーヒーが淹れられるのです。
どうですか?ミルをお持ちでない方は、
欲しくなったでしょ? ( ^)o(^ )
次に淹れるコーヒーでは、挽き具合も
意識してみてください。
そして、コーヒーの味わいを探ってみて
くださいね。
大人の、ちょっとした
自由研究
ですね(^^)/