自分の感覚の外を選択する勇気
飲食店のコンサルティングをしていてよくあることなのですが、
どんな店にしたいのかなどをヒアリングして、その情報を元に僕の方で案を考えて、それを提案させていただきます。
そうすると、だいたい初めのリアクションは、
おー、、、
なるほどですね。
という感じです。
基本的になんでも受け入れるぞと決めている方々ばかりなので、反発したいとかではないのですが、理解が追いつかないという感じですね。
僕の案の何がいいのか、なぜその案でいけると感じているのか、その感覚を持ちたいのだけれど、、、
という感じです。
僕はそうなって当たり前だと思いますし、逆に、
おー!それはいいですね!間違いない!
というリアクションだったらむしろ心配です。
同じ感覚を持ち合わせているならすでに成功させているはずで、そうではないからコンサルタントに力を借りているのに、
なるほど!分かります!
みたいなリアクションだと、早合点する人なのかな?とか、自分は分かってると思いたい癖があり問題にぶつかった時に冷静に事実を見られない可能性があるかもな?と思ってしまいます。
だから、微妙なリアクションでいいのです。
それで、一つずつ進行して、実態になり、オープンして、繁盛して、だんだん、
こういうことだったんですね!
って感覚が共有できるようになっていく。
それでいいんです。
ですから、コンサルタントととして、お客様がピンと来ていないことについて間違いないですよと伝える覚悟が必要です。
その覚悟が無いならコンサルタントなんてやるもんじゃないですね。
真剣勝負です。