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カップラーメンの方向性
カップラーメン業界は、コンビニやスーパーのPBと長寿商品(日清カップヌードル、どん兵衛など)で決着じゃないかなと個人的には思います。
ラーメン屋のラーメンがノーマルで1000円の時代を迎え、原価をある程度かけられるようになり、めちゃくちゃ美味しくなってます。
それに伴い、カップラーメン化した時の店舗のラーメンとカップラーメンの違いが大きくて、カップラーメンで近しいものを再現するのはどんどん厳しくなっているように思います。
一方で、ラーメン屋のラーメンを店舗に行かずに食べるという目的を果たす手段に、カップラーメン以外に冷凍通販が出てきました。
冷凍技術の向上により、店舗のラーメンをほぼ似たような状態で味わえるようになっています。
ならばカップラーメン化することにこだわるのではなく、冷凍通販という解決策をどんどん進める方がいい気がします。
もちろん、冷凍通販とカップラーメンでは値段も違いますが、カップラーメンとしては高いけど店舗よりは安いが店舗の味とはだいぶ違うというカップラーメン需要は減っている気がします。
ならば、安さを求めるなら安くてカップラーメンとして完成されているPB商品やご長寿商品、ラーメン屋のラーメンを店舗に行かずに食べたいならそこそこの金額出して冷凍通販という二択に向かっている気がします。
冷凍通販はデリバリー分などで店舗に行くより高いですが、店舗に行って帰ってくる交通費、時間、並ぶ時間、労力を全てカットして家で待っていればいい、調理は簡単なことだけ、ということを考えると、ものすごくコスパがいいと思います。
なので僕は店舗のラーメンと冷凍通販に注力していきます。
時代の流れ、ニーズの変化を察知する力、読み解く力、ビジネスはこれが問われるから面白い。