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【通販事業者必見!】同梱チラシで顧客を虜にする7つの秘訣【前編】

※この記事は3分で読めます
記事は前編・後編に分かれています。この記事は「前編」です。

閲覧ありがとうございます!
株式会社HATです。
本日は3回目の梅田さんコラムをお届けいたします~✨




はじめに

D2C、EC/通販ビジネスにおいて
同梱チラシ(インナーツール)は、自社顧客との接点を創出し、
リピート購入やブランドロイヤリティ向上に大きな役割を果たします。

この記事では、
同梱チラシを効果的に活用するための重要な要素について解説します!

目的やターゲット設定、デザイン、CTA、効果測定まで、成功に導くためのポイントを詳しくご紹介します。


1.目的

購入の御礼(お客さまへ感謝を伝える)
特に初回購入時の商品同梱ツールにおいて、
感謝の気持ち
心のこもったメッセージ、手書き風のコメントを添えることで、特別感を演出。
(デザイナーの直筆のコメントが添えられるアパレルD2Cブランドもあります)
感謝の気持ちを伝えることで、お客様との関係を深め、リピーターの獲得に繋がります。

ブランドフィロソフィの伝達
同梱ツールでブランドフィロソフィ(ブランド哲学)を伝えることで、
顧客との「共感」が深まります。
これも購入回数でいうと、初回購入時が基本です。
理由としては、購入回数が浅い段階でこそ、ブランドの考え方を伝えることで、早く共感してもらうことがその後の継続に影響するからです。
企業の価値観や使命、社会的責任を分かりやすく説明し、ブランドの独自性を強調。
顧客がブランドの理念に共感することで、より強固な信頼関係を築きます。

新商品の紹介
同梱物で新商品の魅力を効果的に伝えましょう。
目を引くビジュアルと詳細な説明、導入特典や割引情報を提供し、顧客の関心を引きつける。
既存顧客に新商品を試してもらうことで、新たな売上機会を創出します。

既存商品のリピート購入促進
定期コースと1回購入コースで分けることが理想ですが、
非定期の購入者の同梱ツールにおいては、既存商品のリピート購入促進情報を含めましょう。
その際、定期コースへの誘導・促進が王道パターンです。
特別割引や再購入時の特典を案内し、次回購入の動機づけを強化。
お客様の満足度を高め、再度の購入を自然に促すことで、継続的な売上を確保します。

顧客ロイヤリティの向上

限定特典、ポイントプログラムがあればその情報など。
顧客が大切にされていると感じることで、ブランドへの愛着が深まり、長期的な関係構築につながります。
また、継続購入することで、プレゼント企画などがある場合は早めに伝えておきたいところです。

クロスセル・アップセルの促進
関連商品や上位モデルの情報を分かりやすく提供し、購入意欲を喚起。
顧客が追加購入を考えるきっかけを作り、売上拡大を目指します。
具体的な使用シーンや利点を強調することがポイントです。


2.ターゲット

購入履歴に基づく顧客セグメント
同梱ツールは、コストの問題はありますが、理想は顧客心理や購入履歴に基づく顧客グループに合わせた内容にカスタマイズしたいところです。
例えば、初回購入者には歓迎メッセージと基本情報、リピーターには新商品や特典情報を提供。
また、購入回数によって顧客心理が異なることも認識しておくことが重要です。

購入回数による顧客心理の例


3.コンテンツ

商品情報(特徴、ベネフィット、使用方法)
同梱ツールには購入商品の詳細情報をできるだけ明確に記載しましょう。
使い方や注意点を丁寧に説明し、お客様が商品を最大限に活用できるようサポート。
人によって使用量が異なるようなもの(液状で手に取るものや1回ごとに手に取るクリーム状の商品など)は、とくに1回の使用量の目安をわかりやすく伝えることで、購入回数が早い段階での「余り」での解約を軽減する狙いがあります。

プロモーション情報(割引、特典、期間限定オファー)
割引や特典、期間限定オファーを明記し、目立つデザインで配置しましょう。
次回購入を促進し、リピーターを増やすために、お客様にとって魅力的なオファーを提供しましょう。

ブランドストーリーや企業情報
同梱ツールには、ブランドストーリーや企業情報を盛り込み、顧客との感情的なつながりを強化する狙いもあり、「なぜ、この商品を開発したのか?」などのブランド設立の背景や開発秘話、管理体制なども共感を得る、支持を得るという意味で効果的です。
ブランドの価値観や使命を伝え、共感を呼び、信頼感を高めることが重要です。
企業によっては、コールセンターで働く実際のアドバイザーの写真を掲載するツールも見受けられます。
コールセンターは企業の顔ですし、電話が苦手な人も、顔が見える安心感をツールで醸成する意味があります。

顧客の声(VOC)やレビュー
実際の顧客の声(VOC)やレビューを掲載し、信頼性と安心感を提供しましょう。
できれば、購入回数ごとに、顧客の声のコンテンツは変えるのが理想で、少し先の利用者の声がベターです。
他の顧客の満足度を示すことで、新規顧客の購買意欲を高め、リピート購入を促進します。


4.デザイン

画像とレイアウト
ツールの目的によっては画像が必要になるものも当然あります。
ツールの性質上、手にする顧客はすでにブランドを知っていることが前提なので、用いる画像はブランドイメージをしっかりと反映させ、違和感が生まれないことが重要です。
とくに獲得した広告のクリエイティブとかけ離れたものは顧客の違和感を生みます。
また、レイアウトは視認性を重視し、見やすく整理された配置でお客様に好印象を与えましょう。

一貫性(ロゴ、カラー、フォント)
一貫性はブランド信頼性を高める鍵です。
全体のデザイン、メッセージ、カラーが一致することで、統一感とプロフェッショナルな印象を与えます。

読みやすさ(文字の大きさ、行間、配置)
テキストは明瞭にしましょう。
フォントサイズや行間を工夫し、重要な情報を強調。
読みやすさを追求することで、お客様の理解と満足度が向上します。

「前編」はここまでです。
ぜひ、「後編」の記事も楽しみにしていてください!



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