少子高齢化の話をもう一度②
子ども達の成長にあわせて、親である自分も歳とったなと思う。
生涯であと何年、何十年?少なくとも折り返しくらいまでは来たのかな。
それに伴って、さらに僕らの親の世代ともなれば、もうすっかり爺さん婆さんと、高齢者に分類されるんです。
実の父親は早くに亡くなってるものの、実の母親と奥さんの両親は健在してるわけで、いわゆる高齢化問題は我が家にとっても決して他人事じゃないんですよ。
自分の親って、身体の衰えが見えにくいものなのかなと思うんです、いつもと変わらず元気やなと勝手に感じてしまう節があって。
ただ、年齢的にも、いつどうなるかなんてわからない、気持ち備えをしておく必要はあると思う。
要介護になった場合
これは実の祖母の話、数年前に他界したおばあちゃん。
直接介護したわけではないものの、足腰弱くなって、少し痴呆も進み、ほぼ寝たきり状態でデイサービスを利用していたものの、うちの母親からは、介護の労力は心身ともに大変だという話は何度も聞かされてた。
辛いもので、介護される側のおばあちゃんは、相手を労うとか感謝とかなかったって。
極力、母親の話相手になったり、直接おばあちゃんに会いに行ったりしたものの、実際に介護する状況っていうのは、体験してみないと分からないものですね。
これが、今度自分が介護する立場になってしまった時、どれくらいのことが出来るんだろうと考えてしまう。
救急車と病院と検査と
これは奥さんのお父さん、つまり義理の父親の話。
ここ数年で、病院にかかる頻度が圧倒的に増えた。救急車でも運ばれた。何度も検査することになった。
つい数年前まで、全然元気な人やなと思ってた、病院にかかることでヤッパリ高齢者だったんだと気づいたわけです。
いつか自分も高齢者
自分が年老いた時に、できれば子どもの手を煩わせたくないなと、現時点では思うんですよね。
どうせならコロッと逝ければいいのにって、こればっかりは望んでできるもんでもないしね。
ここまで、少子高齢化について、身近なところに焦点を当てて思いを馳せてみましたが、子どもと高齢者、なんともアンバランスな世の中ですね。