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八朔書房

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自分の趣味、専門分野、ついさっき考えたことなど、 八朔会の皆さんが寄稿してくださった記事を雑誌のようにまとめています。
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2022年8月の記事一覧

自由律俳句8

サンドイッチではなくパニーニだと あえて定石を打ったという体 ネジ持ってホームセンターで…

よしのき
2年前
3

自由律俳句7

ドアノッカーは使わない人生だ 駅徒歩十分墓至近 鴉が散らかして人が片付ける もらった水無…

よしのき
2年前
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自転車漕いでたら右頬に油蝉が突進してきた。
盆の朝

よしのき
2年前

自由律俳句6

飛行機雲を見る子供につられて プールサイドにモップは萎びて居る 水たまりの深いところに傘…

よしのき
2年前
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曇ったものを認める、それなのにこわい だからこそこわい? 曇ったものとひとまとめにされては堪らないだろう 内側で全部抱きしめてやる

⋆
2年前
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自由律俳句5

リズム良く生垣刈り揃える音ひびく 薬味中心の食生活である夏 それは祇園ではない ミネラル…

よしのき
2年前
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自由律俳句4

映画観たあとだけの優しさ 「歩行者優先」の親子が雨に打たれている 蟋蟀と鈴虫の待遇が異なる グラスを割るまではすごく楽しい顔してた 良い方のドライヤーが空くのを待つ