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我慢強いは誉められない
本題に入る前に。
⚾⚾⚾
村田兆治さんは学生時代に尊敬していた選手で、
村田さん見たさに川崎球場に通っていました。
弱いチームは試合前の練習でなんとなく
ダラダラとした空気が流れるのですが、
その中で村田さんだけが違っていました。
黙々と走る村田さんの真摯な姿勢は
仕事に活かすことができました。
村田兆治さんのご冥福をお祈りします。
⚾⚾⚾
私は幼少時、大変病弱で
すぐに風邪を引きました。
幼稚園は半分くらい通ってません。
くしゃみをしただけで祖母は休ませます。
可愛い孫をそばに置いておきたい、
という祖母の気持ちが透けて見えていました。
母はそれがとても不満で祖母のいないところで、
少しくらいの病気で休むのはよくないと
私に言い聞かせていました。
「お母様はね(そう呼ばせていた)高校生の時、盲腸になってもコタツに入って寝ていたの。でもどうしても痛くて仕方ないから誰にもついてきてもらわずに病院に行ったのよ。すると先生が「破裂寸前ですよ。よくここまで我慢しましたね」と言ってくださったの。だから鼻水くらいで休んではダメ」
「お母様はすごいのね」
「そうよ。お母様は我慢強いの」
幼稚園の時は言葉通りに受け取り、
すぐに休む自分を恥じましたが。
よく考えると変な話です。
破裂寸前まで我慢する?ダメじゃない😨
私が高校生の頃、
母は子宮筋腫の手術をしました。
”我慢強い”ため、筋腫が大きく育つまで、
我慢しちゃったんです💦
お腹もかなり大きかったので近所の人に、
「3人目?」
と言われ、
「遠回しに太っていると言われた」
とよく怒ってました。
本人は太ってお腹が大きいと思っていたので、
毎日痩せたいとほざいていましたが、
間食は止めませんでした。
ある日、激痛が走ったので、
近所の病院へ駆け込んだら
「今までかなり痛かったはずだけど?」
とあきれられたそうです。
あきれて言われたのに、母は誉め言葉ととらえ、
「我慢強いって感心された」
と自慢していました。
褒められてません。
二度あることは三度あるで、
私が結婚した後に静脈瘤を酷くして、
手術をしています。
我慢しないですぐに病院に行くように
何度も口を酸っぱくして言っていましたが、
「娘に心配されて幸せ♪」
と暖簾に腕押しでした。
この性格が病気の発見を遅らせたと思ってます。
4コママンガ「妹、モンチッチ母を襲う」
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実話です。
この後、3人で涙を流して笑いました🤣