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姉妹のおかしな墓参りと「公務員になりたいと思ったときに読む本」の宣伝

昨日、彼岸の中日ということで墓参りに妹と行ってきました。朝から雨の予報でしたが母は晴れ女です。どんな天気を予報されたとしても必ず雨を止めてしまいます。これまで雨に遭ったことはありません。

そのため、天気予報は雨なのに傘を持たずにでかけました。お寺の近くまで電車を利用するため車内では「公務員になりたいと思ったときに読む本」を開いて多くの乗客に見せる作戦を取ります。宣伝になったかしら?

今日は宣伝だけですが、日を改めて「公務員になりたいと思ったときに読む本」の感想文を投稿させていただきます。

今回も墓参り中は雨も降らず、無事お参りを済ますことができました。春秋に行くと必ず雑草が茂っているのでそれを抜くのが墓参りの仕事なのですが、墓の周りに雑草が生えておらず驚きます。その日は本堂で墓まで歩く道にも異変を感じていました。いつもは道の両端に綺麗に咲いている彼岸花がひとつもないのです。

「彼岸花、咲いてないね」

と不思議がりながら墓まで行くと生い茂っているはずの雑草がないことに気づきます。

「全部枯れてる!」

いつもは青々と勢いよく生えている雑草が全て枯れているのです。今年の夏は雑草を枯れさせるほど暑かったのだなと恐ろしくなりました。9月に入ってからも連日30度超えのため、秋の気配も感じられず彼岸花も成長できなかったようです。

一か所だけポッチリ彼岸花の芽が出ていました。これから咲くとわかりホッとしましたが、秋の墓参りで彼岸花が見られないのは初めてです。来年の秋は見ることができるでしょうか?

うちの墓は比較的便利な場所にあり、駅からお寺までは商店街を通ります。毎回2人で楽しく話をしながら商店街を歩くのですが、妹は飲食店の前を通るたびに「匂う?」と聞きます。私の嗅覚障害を気にしているのです。

「かすかに」

とばかり答えていたのを不安に感じていたのでしょう。

墓参り後、鉄板の上でハンバーグが焼かれる店を妹は選び料理が到着すると腕をブンブン振り回し始めたのです。

「なに?」
「匂いを感じるかと思って」

妹のオーバーアクションに2人して大笑いをしてしまいました。
昨日奇妙な女2人がハンバーグを前にして爆笑しているのを見かけた方、それははそやm姉妹だったのですよ。

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