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肩に力を入れながらも運動を楽しんでいる話
横断歩道の白い部分に触れないで歩くのが理想の歩幅だと先生に教えられました。
だいぶ前の話ですが、これは心にストンと落ちてくれたようで忘れないでいます。この話を聞いて以来、横断歩道を渡る時は、白い部分を踏まないよう気を付けています。
最初の頃は「白い部分を踏まない!」との意気込みが強く、足を前に出すことにばかり意識がいってロボットのような歩き方になっていました。
私は指示に従って運動をしようとすると、肩に力が入ってしまう体質のようです。
肩に力が入っている状態は体幹が使われていないのだそうです。
体幹を使っていれば、肩に力が入ることなく、正しい筋肉で動けるのだとか。
なるほど😳💡
普段の動きでさえ肩に力を入れてしまう私は、肩に力が入る人生を送っていたのだな、と指導を聞きながら納得してしまいました。
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最近、横断歩道の白い部分を踏まずに渡るのがロボットではなくなりました。
先生がウォーキングでよく見かける間違った姿勢を教えてくれたからです。
歩幅を大きくと言われるとたいていの人が足を前に出すことに集中してしまうそうです。ただ、これだけでは歩幅は大きくなりません。
最初に横断歩道を渡る時にロボットのようになると書いていますが、この時は「足を前に」しか意識しなかったのです。
かかとをしっかりと地面に下ろすので、正しく歩いているように勘違いしがちですが、歩く姿はカクカクとなってしまいます。
「前へ前へ」と一生懸命になるので肩にも当然力が入っていますし、息も止まってしまって、「フン!」と必死の形相で歩幅を死守するのです。
美しく大きな歩幅で歩くには足をお尻よりも後ろに残さなければならないと教えられ、それ以降ロボット歩きをしなくなりました。
残している足がつま先、前の足がかかと、の状態ならば自然と歩幅は大きくなります。
この歩き方はヒップアップ効果もあるので、おすすめです。
足を前に出すことに意識が集中している人は、足がお尻よりも前もしくは真下くらいになります。足がお尻よりも後ろに残れば、歩幅が大きくなるのも当然ですよね。
年齢を重ねると後ろに足を残さないスタイルのウォーキングに傾きがちなのですが、これは、チョコチョコもしくはヨタヨタ歩きにつながってしまいます。
最近は若い人でもこのスタイルが多く、チョコチョコ歩きが目立つそうです。
肩に力が入っている私ですので、きっとチョコチョコ歩いているに違いありません。
ぼんやりせずに歩幅を広く足を残して歩くよう心がけています。
急ぎ足の場合でも歩幅が狭いと上半身が前のめりになってしまうそうです。
急いでいる時の私は確かに前のめりに歩きがちで、こういう時は肩に力が入っています。
足を後ろに残す歩き方のほうが早いそうですし、余裕のある人生を送るためにも前のめりでない歩き方を続けようと思ってます。
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体幹を鍛える一環としておこなっている運動には、ボクシングのパンチの動作が入るのですが、この時私は肩に「丹下段平」を飼っています。
「脇腹からひねってストレートパンチ!」
指示を耳で確認しながら「フン!」とパンチを繰り出します。
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肩にいる段平のおっちゃんも「よしいいぞ!」
なんて上機嫌です。
ところが。
「はそやmさん!肩に力を入れない!」
とありがたきご指摘が😨
肩に力の入らない人生、まだまだ遠いようです。
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