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桜小路君が酷いとどうしても感じてしまった話
久しぶりの「ガラスの仮面」ネタです。
相変わらず毎日LINEマンガで細切れで読んでいます。
黒沼先生への誤った認識も解け、スムーズに楽しんでいるはずの「ガラスの仮面」ですが、毎日ある部分を気にしながら読み進めておりました。
それは桜小路君です。
昨夜は「イサドラ」の舞台後のパーティーで真澄様が、また悪役を演じておりました。
ここに名女優がいるよ!とばかりマヤを狼少女の演技へと導くためです。
豪華な出演俳優と演劇界の大御所が居並ぶなかでマヤを印象付けようとする真澄様。
「ほう…!狼の格好がよくにあう。ではきみにエサをあげるとしよう」
真澄様が投げたのは骨付きの肉でした。
胸アツですね!
屈辱をマヤに感じさせて狼少女をお歴々の前でやらせるんですよ。
でも、このシーンで私は桜小路君の酷い行為に確信を持ったのです!
狼少女の練習中、桜小路君は白目になったりマヤへの想いを表したり大忙しでした。
忙しいさなか、桜小路君は狼少女ジェーン(マヤ)にエサを与えるシーンを懸命に演じます。
「肉だよ」
と差し出したり、放り投げたりしていたのは、
ぞうきん
でした。
常にぞうきん。
毎日の練習のことですから骨付き肉なんて無理なのはわかります。
でも必ずぞうきんなんです。
そして毎回マヤはぞうきんを食べます。
子どもの頃はこのシーンをマヤの役者魂として胸アツで読んでいましたが、
「せめてハンカチにしてよ」
と、思っていました。
それでも当時は読者を虜にするシーンでしたし、「ぞうきんを食べるマヤ」がいてこそ胸アツになるんだものと、真向からの反論は控えていたんです。
すると、昨夜の真澄様ですよ!
パーティー会場だったとはいえ、
桜小路君よりお金持ちとはいえ、
毎日の練習ではないとはいえ、
ちゃんと食べられるものを投げているんですよ。
やはり私が「桜小路君もしかして嫌がらせ?」と思ったのは当たっていたようです。
「マヤちゃん…!」と言いながら無意識のうちに意地悪をしてるんですよ。今まで振り回されてきたから可哀想な面もありますが。
それじゃあ、現彼女舞ちゃんもハラハラですよね。
パーティー会場で挑発する真澄様を止めようとしたのは桜小路君。
もしかして、と真意を見抜いたのは黒沼さん。
黒沼さん、さすがです👏
以前小野寺さんと間違ったからヨイショしているわけではありません。
本当にさすが、と感心したんですよ🙌
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パーティー会場には私の憧れの人亜弓さんもいました。
無表情ながら心の内で「マヤさん…!」とエールを送っていました。