昨夜のお茶会メニューの紹介と会社の「やる気の」の話
昨夜の旅行記の最後にMarmaladeさんとの夜のお茶会メニューとして柏餅だけ紹介をしましたので、本日は冒頭で、セットした画像を上げておきます。
春なのに紅葉柄?なんて言わないでくださいね。
今使っている湯飲みが紅葉柄だったので、お皿も紅葉で揃えたんです。
頭の中は春なのでお許しください。
対面でなくても同じ時間に誰かとお茶をしていると思うだけで心が温まります。
Marmaladeさん、素敵な企画をありがとうございました💕
お茶会の詳細はMarmaladeさんがレポートしてくださってます。
さて、本日はGW中の平日で仕事へ行かれている方へのエールとして、過去に在籍していた会社の思い出話を披露したいと思います。
この会社、豆部長以外にも個性的な方々がいました。
私は幸運な人生を歩んでいるようで、過去を振り返ると
魅力的な方々に出会っております。
お陰でnoteネタに困ることなく幸せでございます。
オフィスでは定期的に清掃の方が清潔さをキープしてくださっているのですが、一人動きの激しい女性がおりました。
定時を過ぎて残業をしていると足元のゴミ箱を
ガッ!ガッ!ガッ!と勢いよく集めにきます。
とくに嫌がらせではなく、それが彼女のスタイルなので誰も文句は言いません。
トイレの掃除ではバーン!と勢いよくドアを開けて入ってくるので利用者はビクッとなります。
掃除用具を足元に置き彼女は鏡に向かいます。個室が全てあくまでの間は鏡の掃除に取り掛ります。
彼女は首にかけていたタオルをギュッと頭に巻き付け、フン、と気合を入れるとすごいスピードで鏡を拭き始めます。
力強く磨き上げています。
その後ろ姿は見とれるに値します。
同僚も気になっていたようです。
仕事の合間に話しかけてきます。
「清掃の人、つい目で追っちゃうよね」
「そうだね。力強いものね」
「あの力強さをなにかに例えたい」
同僚の言葉に、しばらく考えた私は、
「やる気の、ってのはどう?」
と言いました。
「やる気の?」
「そう、時代劇とかで「すっとびの辰」とか「赤鼻の旦那」とはみたいな」
「確かに「すっとびの」とか「赤鼻の」と言ってるね」
「本名知らないし、彼女の働きを称えたいからさ」
ということで、彼女のことを密かに「やる気の」と呼ぶようになりました。
トイレで出会うと「やる気のに会えた!」と報告し合い、
残業中にゴミ箱を綺麗にしてもらうと心の中で、
「ありがとう、やる気の」
とお礼を言っていました。
彼女の存在は忙しい仕事の中で心の支えでした。
今はどうされているのでしょうか?
自宅でやる気満々で家事をしていて欲しいです。