順調に取り組んできたはずの習慣化が、ここ最近では少し停滞気味になってきている。 今日まで続けてきたのだからと自分に言い聞かせ、重たい腰こしを上げて取り掛かるのだけど、それが日を増すごとに負担に感じ始めている。 緩やかなモチベーションの低下。 なぜこのような状態に陥っているのか理解したいと思ったので、改めて考えてみることにした。 もともと習慣化しているものに加え、今年の頭から取り組み始めたものを合わせると、現在10個くらいのタスクがある。 細かいものまで含めるともっと増えるけ
立志式を観るため、娘の通う中学校へ行ってきた。 立志式。 聞きなれない言葉だったのでなんだろうと思っていたところ、江戸時代の元服に相当する儀式だという説明があった。 自分が中学生の頃にこのような式を記憶はないが、10歳で行う2分の1成人式と同じように、現代の教育では割と一般的なイベントらしい。 生徒が一人づつ体育館の壇上に立ち、各々が選んだ座右の銘的な四字熟語の色紙を掲げて、将来に向けての目標を宣言する。約90人分の目標を1.5時間くらいかけてがっつりと聞かせてもらった
練習開始から約二ヶ月が経過したいま、アルハンブラの思い出がわりと弾けるようになってきた。自分には弾けないだろうと思っていた曲。 40代半ばに差し掛かり、集中力や記憶力に期待を持てないと思っていたけれど、短時間でも毎日練習を欠かさなければ、それなりに上達するものだ。取り組む前から無理だと決めつけず、新しいことを習得しつつある自分に感心した。 当初は毎日5分間練習するつもりだったけど、5分間はあっという間に過ぎてしまい、大体15~30分間くらい練習に時間を費やしている。 曲の
今更ながら、名作と呼ばれるものに手を出し始めた。 映画、小説、漫画など時代を超えて今でも多くの人に愛されている作品。 タイトルだけは聞いたことがあったり、その作品の重要なシーンの描写だけ見聞きしたことがあったりと、自らの意思でちゃんと最初から最後まで観たことのある作品が圧倒的に少ない。 名作と呼ばれるもののイメージとして、古臭く、特に映像作品なんかだと画そのものを受け付けない、といった印象から、わざわざ手を伸ばそうとは思えなかった。 エンタメは基本的に元ネタというものがある
続ける思考で得られた知見を、さらに深く自分の中に取り込んでみたいと思い、どうすれば出来そうか考えてみた。 最初は写経のように、本を丸々全部書き写すこと(タイピング)をしようかと思ったけど、この方法は他の文章でも結構やってみたことがあり、著者の文体の特徴を掴むためには有効な方法だけど、内容そのものについては入ってきづらいと感じていた。 タイピングではなく、アナログで紙に書き写す行為だとまた少し違ってくるのかもしれないけど、他の方法はないかと考えてみた。 「続ける思考」は読
色々なタスクを習慣化していくなかで、続いているものもあれば、すぐにやめてしまったもの、また、不定期でやったりやらなかったりするものがあったりする。 長期的に取り組む必要があるが、日々の忙しさにかまけてつい後回しにしてしまい、気がついたら埋もれてしまっているようなもの。 だけど、それは自分の中ではとても重要な課題で、しっかりと向き合って取り組みたいと常々思ってはいる。 習慣化の維持が難しかったものを思い返し、それぞれに共通することが何だったかと考えてみると、取り組む時間の目標
いつの頃からか定かでないけれど、人生のけっこう早い段階から慢性的な便秘体質だった。 そもそも便秘という意識をもっておらず、週に1、2回くらいの頻度で時々する行為、というくらいの認識でずっと過ごしてきた。 また、男性の便秘というのはどちらかと言えば少数派らしく、周囲からあまり便秘についての話を聞くような機会も無かった。 それでも若い頃は特に不便を感じるわけでもなく、特に意識するようなこともなかったのだけど、40歳を超えたあたりから段々と不便を感じるようになってきた。 出口
新たに取り組む習慣のひとつとして、noteを定期的に更新しようと思い、どうすれば継続できそうか考えてみた。 まずは、更新頻度を決めた。 1週間に1回、日曜日に投稿する。 次に、ひとつの記事の文字数を決めた。 1記事につき、約1400文字。 この数字は何に基づいて決めたかというと、X(旧ツイッター)の文字数制限である140文字を10倍したものだ。 現在、Xでは1日1ポストすることを習慣としている。 毎回140文字ギリギリ使うようなことはないけど、それくらいの量を書き出すこ
以前、COTENRADIO短歌コンテストという企画に参加するために、短歌を作ったことがある。 最優秀賞作品に贈られる、金のヤンヤン像という景品が欲しくて参加したのだけど、短歌なんて生まれてこの方一度も作ったことがなかった。 とりあえず、エントリーするためには何かしら作らないといけないので、お題である今まで聴いてきたコテンラジオの内容を思い返し、なんとかひとつ捻り出した。 出来た短歌のクオリティはともかく、エントリーを済ませたその後はもう作るつもりは全くなかったのだけど、そ
気になっていたアニメ映画「Away」をプライムビデオで観た。気になっていた理由として、75分間の長編映画を一人のクリエイターが三年半かけて完成させたという触れ込みを聞いたから。 作品自体の感想としては、前情報のインパクトが大きく、終始そのことを念頭に置きながらの鑑賞だったため、世界観に没入するような感じではなかったのだけど(自宅の小さなテレビで観たということもある)、要所要所に作者の作業の痕跡を感じられ、普通の映画作品を観ているときとはまた違った感覚になった。 通常であれ
ずっと避けてきた物事のひとつに、アルハンブラの思い出というギターの名曲がある。正確な指の動きを要求される曲で、未だにまともに弾けない。 14歳でギターを始めて、今に至るまでの約30年間。 練習に打ち込んでいた時期もあれば、反対にまったく楽器に触れることさえないような時期を幾度も繰り返す。 特に、14年前に子供が生まれて以降、楽器を演奏するという習慣が全くなくなってしまっていた。 新しい年が始まり、なにか新しいことに取り組みたいと考えていたところ、長年、何度も挑戦しては挫折
少し前に完成したコフィンケースです。 ジャストフィットで、まったくガタつきはありません。
市販のウクレレケース、コンサートサイズでは入らず、かといってテナーサイズでは大き過ぎるので、専用ケースを作ってみようと思います。 コフィンケース。コフィン=棺桶ですね。アンティークな雰囲気の楽器なので、しっくりくるような気がしています。
ブラジル音楽に適した楽器をテーマに、色々と設計を見直しています。この表板の設計はとても反応が良かったので、次はここからもう少しバランスを調整してみます。
戦前のギブソンL1とL0をモチーフにして製作しました。 コンサートサイズのウクレレです。
以前、Raphael Rabelloが使用している楽器を参考に、見よう見まねで作ってみた。 図面はあるはずもなく、資料は写真と映像のみ、あとは想像。 数年ぶりに満身創痍の状態で修理に戻ってきたとき、響きがとても豊かになっていて驚いた。 今日は7弦ギターの素敵な演奏に出会えた。 他の楽器の製作を優先しているうちに手つかずになってしまっていたRaphael Rabelloスタイル改良版。 今年は再開しようかな。