エレバンでお気に入りの
エレバン滞在時に好きだったエレバンメトロ。
ソ連時代に開業されていて、現在もかつての空気が色濃く残る場所の一つだと思う。
支払いは現金のみで、おもちゃのコインのようなチケットを購入する。ジョージアやウズベキスタンの首都にもソ連時代につくられたメトロがあったけれど、アルメニアメトロが最もアップデートされず(いい意味)に留まっているように感じた。
駅によってはプラットホームはかなり深くに位置する。とても長く続くエスカレーターでは、ステップに座りながら降りていく人なんかもいた(撮影禁止だったためホームの写真はないですが、検索でいくつかヒットします)。
路線は1路線でとてもシンプル。乗車中は車内でのおしゃべりが困難なほどの轟音が身体に響いた。
薄暗く無機質な空間。長く使われてきた車体。
地下深いホームまでたどり着くと、今とは違う時間に降りたような感覚がした。