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コーカサスの美しい小国

Բարեւ Ձեզ(バーレフ・ジェス: こんにちは)

2024年4月16日。その前に滞在していたタイから、トランジットを含めて20時間ほどかけて到着したアルメニア共和国(現地語ではハヤスタン)。コロナ前から訪れてみたかった国だった。

アーティスト・イン・レジデンスという美術家向けのプログラムに参加するため、アルメニアの首都エレバンにあるICA Yerevanという施設に1ヶ月間滞在した。アルメニアだけでなくイタリアなど様々な出身の友人たちとの出会いもあり、自分にとってかけがえのない時間になった。
今年春からの半年間、アルメニアや周辺国を移動しながら考えたことについて、当時の日記を振り返りながら少しずつnoteにまとめていきたい。


アルメニアの人たちの人柄はどんな感じなのかとドキドキしながら入国した日。パスポートコントールのお兄さんが日本のアニメが好きだよーと『ワンピース』のルフィの帽子のキーホルダーを見せながらお喋りしてくれ、なんだか嬉しく思った。

エレバンのズヴァルトノッツ国際空港
現在の空港すぐ隣に見えるソ連時代に建てられた古い空港

トップ画像に写る山は、アルメニアの人たちにとって心のシンボルといわれている「アララト山」。
アララトの名がついたビールやお菓子が身近にあり、アルメニアの人々にとても大切にされているこの山は、現在トルコの領土内にある。ノアの方舟が漂着した山ともいわれているそう。滞在先で日本から持参した富士山の絵の入った瓦せんべいをお土産に渡すと、「アララトのようだ」とみんな喜んでくれた。

アジア人が珍しいのか町ではチラチラと見られたが、目を合わせると笑顔を向けてくれるかアルメニア語で話しかけてくれることが多く、滞在初期からアルメニアの人たちの印象は温かった。

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